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サッカー観戦日記
by T.K.
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■滋賀高校新人戦 決勝 野洲−草津東
13分、草津東、左CKから13番ヘッド、上に外れる。14分、野洲・左クロスに池田ヘッド、GKキャッチ。草津東11番→9番。25分野洲、池田→松永いきなり絶妙スルーパスも誰も反応せず。26分、野洲・坂本スルーパスにフリーの選手が抜け出すがシュートはセーブ。決定機。直後に潮入のクロス、坂本合わせ損なう。決定機。28分には左クロスに坂本ヘッド、右に外れる。30分、右サイドの藤野友貴→藤野研太郎。31分、野洲・カウンターから松永が右サイド深い位置から2人をかわしゴール、2−0となり勝負を決定付けた。32分には草津東の6番がプッシングで警告。2枚目だったらしく退場。そのままタイムアップ。2−0で野洲の完勝だった。
後半のシュート数14対2、GK数1対6と野洲の完勝で2点差で済んだのが不思議なくらいの展開だった。野洲ではトップ下の潮入、CB青木、左の木村、FW坂本らが目立った。草津東も2トップと7番は面白い。ただ草津東に関しては昨年ほどの力はなさそうだった。野洲は全国制覇後の新世代のチームとなり大型化が進んでいて、技術をパワーで潰される、ということはそうはなさそうだ。
ところでこの優勝で野洲のプリンスリーグ参戦が決まったわけではない。プリンスリーグの間にU−17県リーグが行われておりそれに優勝した草津東が新人戦優勝チームと代表決定戦を行う仕組みになっている。フェアな選考を意識するばかりにややこしい仕組みになったなという印象だ。リーグ戦の理念の本来なら県リーグの勝者が自動昇格、または降格してきたチーム(この場合は野洲)と入れ替え戦をするのが筋だと思うが、入れ替え戦をするにもプリンスリーグはU−18、県リーグはU−17で行われているし、フェアなやり方にはならない。自動昇格・降格を導入するのもJ1下位とJ2上位のように実力差がほとんどないか、下部リーグのほうが力が上という状況なら良いが、プリンスリーグと県リーグでは大きな差があるだろう。または新人戦1本で決めるのがシンプルではあるが、リーグ戦の理念とは乖離しすぎる。こういうところで妥協策になったのかもしれない。各地でさまざまの方法が試されているが難しい問題だ。
01月28日(日)
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