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サッカー観戦日記
by T.K.
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■Jユースカップ準々決勝 C大阪−東京 清水ー大分
ハーフタイムで福田から左利きの斉藤が入った。ゲームの流れは変わらず、両者タテに急ぐ攻めでなかなかチャンスは少ない。7分、C大阪・日比→下釜。前川のやや前に入り攻守を落ち着かせつつ前線にも飛び出すプレーでゲームを落ち着かせる。12分、村田の右クロスを李が競り勝ちワントラップシュートもオフサイド。実にパワフル。17分、C大阪・宇佐美→日下。本来レギュラーの選手。同じポジションに入る。しかし日下はゲーム感覚を完全に失っており、パスミスや判断ミスを連発してしまい采配は裏目に出てしまった。さらに20分ごろ武田をトップに上げ4−4−2へ変更し右に山城、左に中山を置く攻撃型布陣を取る。20分、東京・斉藤の左クロスは合わず、こぼれを村田が狙うが宇宙開発。24分、C大阪・前川から武田に当てて山城がカーブをかけたドリブルシュートも右に外れる。26分、下釜のシュートを山本、やや危なっかしいセーブ。東京は完全に守りに入るが、C大阪もミスが多く崩せず、ペナ内には入れず。37分日下がドリブルで二人をかわしミドル、GKへ。38分、原田が遅延行為で2枚目の警告により退場。直後に東京・永露→仲、40分には村田→林と完全に守備的な交代を行い逃げ切りを図る。数的優位に立ったC大阪は次々にシュートを放つ。43分下釜がクレームで警告。ロスタイムにはついに左スローインから混戦、東京がペナ正面外にかき出したところに待ち受けた下釜がDFの隙間をぬうシュート、右隅に決まり劇的同点ゴール。別にC大阪サポでもなんでもない私でさえも興奮と感動で何度もガッツポーズをとってしまった。というかこのゲームはパッションで観ていたのだ。
PK戦
東京 高橋○李○鎌田○仲○富田×
C大阪 小野原○山城○中浜○前川○下釜○
富田の甘いキックを稲田がキャッチ。C大阪は全員が確実に決めてベスト4進出。
C大阪
稲田 康志、楠本 晋矢、小野原明男、宇佐美宏和(1年)(→日下 亮)、山城 純也、日比 康順(→下釜 雄志)、前川 敬介、中浜 雅之(2年)、坂本 勇一、武田 充展(2年)、中山 昇(1年)
東京
山本 晃司(2年)、高橋 知寛、富田 賢、原田 圭、宮崎 智彦(2年)、鎌田 次郎、福田 建(2年)(→斎藤 雅也)、山田 敬祐(2年)、村田 翔(1年)(→林 佑樹・2年)、永露 大輔(1年)(→仲 正敏)、李 忠成
第2試合は実績十分の清水と新鋭の大分。両者は夏のクラブユース選手権でも対戦し、前半は圧倒的清水ペースの1−0、後半はCB吉良をCFに上げて逆に圧倒的大分ペースとなり同点引き分けという結果に終わっている。大分は土のグラウンドでの練習で、技術面は物足りないものの好素材が多く代表候補選手も何人もいる。残念ながら今年のトップ昇格選手はいないが、大学での活躍が楽しみな選手もいる。
Jユースカップ 準々決勝 清水エスパルス−大分トリニータ
12月21日(日)長居第2陸 13時30分 ピッチ悪 晴 並風
清水 大分
−−−阿部−−篠田−−− −河内−−河野−−石田−
鈴木−−−−−−−−大瀧 −−−−−−−−−−−−
−−山本真−−枝村−−− −三好−−福元−−吉良−
高野−高柳−−村越−森安 尾崎−−東−−西澤−中川
−−−−−山本海−−−− −−−−−西川−−−−−
清水はソリッドな4−4−2。GKは来期トップ昇格で大胆な飛び出しがある山本海人(U−18代表)。山か海かどちらかにして欲しい名前だ。夏以降下級生を起用し失点が多い4バック。セントラルMF(ボランチというと怒られる)は展開力のある枝村(元U−17代表候補)と抜群の機動力を誇る山本、真希の強力コンビ。左は好不調の波は大きいものの驚異のテクニシャンのレフティー鈴木、右もレフティーでパスセンスもある大瀧。FK担当。FWはトップ昇格で抜群の身体能力を持つ長身阿部(U−17代表候補)とエスパニョール帰りのリアルストライカー篠田。小柄な選手が多く、全体に技術が高い。
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12月21日(日)
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