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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国地域リーグ決勝大会 草津−静産大 静岡−ホリコシ
後半草津は宮川に代えてスピードのあるFW堺(リエゾン草津)を入れる。後半も立ち上がりから草津が押し気味で静産大はつなげず2トップも苛立っている。4分吉本がアフタータックル、警告が出てもおかしくなかった。スタンドのやや困ったちゃんの客から「学割」の声も。6分、静産大が自陣横パスをミス、フラビオがシュートも左外。8分にも立石の右クロスを受けた堺がさらに左のフラビオへ、シュートは弱い。12分、静産大LCK牧野のキックは小島が高い位置で安定感あるキャッチ。14分草津タテパスに堺が抜け出してシュートもGK触りバーを叩く。16分静産大・望月→松下和樹を右ストッパーにいれ大森がSW。フラビオ対策か?特にスピードのある選手ではなく堺を強く意識した交代ではなさそう。しかし直後に後藤からのスルーが堺へ、飛び出したGK佐々木をかわしきれず。パスを受ける前に一瞬ラインを意識して堺が止まったため余裕がなかった。22分、静産大・坂本→石川。高い技術を持つ坂本を1点ビハインドで下げる意図はよく分からない。石川は大柄で守備的な選手で交代以後右からの攻めは一段と減り、左の牧野も前半ほど高い位置でボールが持てずやや手詰まりに陥る。31分、静産大FKから牧野がワンバウンドシュート、小島が胸に当てて前にはじく。詰めきれず小島がキャッチ。34分、静産大セットプレーの流れからの左クロスを竹山左ボレーもコースが甘く小島キャッチ。右隅に飛べば決まっていた。38分静産大・吉本に警告。39分、草津・後藤→高須。43分には籾谷の無理なインターセプト失敗を突き静産大・吉本が右をスピードで破るがクロスは不正確。ロスには高須・白石にも警告。草津逃げ切りまず1勝。
シュート数19対6。数字の上では草津が圧倒しているがこれはバックラインの安定感をそのまま反映している。静産大も攻め込むシーンは多いのだが崩しきれずシュートにいけないのだった。中盤のパスミスも目に付いた。が、まずは大健闘したと思う。草津の運動量は少なめだったが二日目以降をにらんだものなのか、この程度のレベルなのか。
全国地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド第1日 静岡FC−群馬FCホリコシ
11月22日(土)鶴見緑地 13時15分 ピッチ並 晴 並風
静岡FC 群馬ホリコシ
−−−清野−−水野−−− −−−−−シルバ−−−−
−−−−−−−−−−−− −深田−−蔵川−−北原−
小澤−内野−−宮田−藤田 −−−大谷−−ベヴィ−−
横関−大野−−新田−富田 神田−三本菅−小川−小山
−−−−−中村−−−−− −−−−−道本−−−−−
ベヴィはエヴァンドロ・アントニオ・ベヴィラク、シルバはダニロ・マスト・シルバ。ともに関東一高出身。
得点
0分 群馬・深田
32分 静岡・水野
86分 群馬・シルバ
選評
静岡FCはピッコリ監督直伝の激しい守備を開始早々見せるが、主審の恩氏氏も持ち前のカード乱発で対抗。ベンチの異議に対してはすぐ近寄り「今なんと言いました?ダメ!」(貴方もな)と態度・言葉使いの悪さでもベンチに対抗。静岡はラインが高くないこともあり、徐々に中盤の守備が効かなくなる。元松下・女子代表監督のホリコシ・池田氏はLの主審のレベルをよく知っているからか冷静に指示を出す。ラインを高く保ちベヴィラクが豊富な運動量でプレスを続けて中盤で優位に立ち、シルバも中央・サイドを問わず確実に起点になり、2列目がポジションを入れ替えながら次々に飛び出すスタイルで優位に立つ。PK戦かと思われた終盤に静岡GK中村がイージーボールをキャッチミスしシルバが難なくゴールに蹴りこみ勝負を決めた。
2日目展望
草津−静岡
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11月22日(土)
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