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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西クラブユース決勝リーグ フジタ−枚方FC
後半も気迫十分のフジタはすぐに猛攻を開始する。4分、CKで村橋のボールがファーの岡崎の頭にピタリと合い5点目。直後には正面40mFKで村橋からDFの裏に回りこんだ岡崎へ。しかし枚方DFが手前でキッチリヘッドで跳ね返す。頭から飛び込んだ岡崎の動きがスタンドの笑いを誘う。10分を過ぎたあたりからフジタのフォアチェックが緩くなり枚方がボールを繋ぐシーンも出始めた。さらに枚方FCのフォアチェックが機能し、互角に近い内容となる。13分には11番がスピード豊かなドリブルで左サイドを切り裂き角度のないところからこの試合初シュート。15分枚方2番→7番。17分ロングボールをフジタ・森川が落とし28番がヘッド、上に外れる。19分、フジタ・28番→東膳。中村俊輔タイプのファンタジスタでレフティーながら右サイドが得意な選手で足元に受けてから魅せる選手。フォアチェックや素早い動き出しをベンチが要求するがコンディションは悪そう。それでも巧みなパスを見せる。28分、右から左へ細かく展開し、左45度で受けた森川がDFをかわしで叩き込み6点目。枚方は選手を何人か交代させ運動量が低下せず、抵抗をしっかり続ける。しかし38分カウンターから稲積が決めて7点目。さらに終了間際には東膳の裏へのパスに森川が抜け出しGKの上を抜くシュートがポストを叩く。結局7−0とフジタが圧勝した。

普通なら優勝確定である。ラランジャは今年の最多得点は4点と、さほど得点力はなさそうだし、しかも芦屋クラブを率いるのは全国にその名が轟く名将・鍵本監督である。逆転の芽は本来ないはずだ。しかし優勝の可能性が既に無い芦屋のコンディション・モチベーションは大いに気になるところ。1ヶ月ぶりのゲームで1月分の進歩どころか、1月分コンディションを落としているようなら逆転もあるかもしれない。

10月11日(土)
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