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サッカー観戦日記
by T.K.
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■豊田国際ユース(U−17)最終日
第1試合と異なり序盤から双方闘志むき出しで激しい当たりが続出。しかもレフェリーの出来が非常に悪く、ジャッジが不正確かつゲームをコントロールできず、権力(カード)で仕切る高圧的な態度を見せたため、イライラを対戦相手にぶつけ合うゲームとなった。ラフプレー続出。警告は十数枚出た。しかも笛を吹くのも遅く、ラインを割ってから5秒も経って笛を吹くなど、懸命にボールを追いかける選手達がかわいそうだ。副審の声も耳に届かず、体調が悪かったのだろうか?しかし明らかなオフサイドや故意のファウルも見逃すレフェリーに両チームはすぐ対応し、セルフジャッジを避け明らかなオフサイドでも最後までプレー。見事としかいいようがない。5分、グアラニLHボッヂがラフなタックルを受け負傷。10人となる。7分コーナー付近でバルサLWBソンゴオが安易に飛び込んだグアラニRBフィーリョをかわしゴールライン際をドリブル、フリーでのクロスをニアでソルソナが蹴りこみ一人多いうちにバルサ先制。ボッヂ→デ・ソウザ。バルサは前線の3人が個性的で能力も高い。右ウイングアランデスは快速でタテ突破からのクロスという一連のプレーを繰り返す。CFソルソナは正確なポストプレーで起点となり、ゴール前では細かくポジションを修正して絶えず得点出来るところを狙っている。高くて強い、いい選手。メッシも速く、キレもありドリブルで相手を切り裂くシーンも見せるが、パスをやや苦手か?モレノはグアルディオラ、シャビに続くコンダクターで左右両足でミドルパスを操り組み立てる。スルーパスも柔らかい。攻守にわたり読みがよく、自然とボールが集まる。現時点ではフィジカル不足。12分、アランデスのクロスをソルソナが打点の高いヘッドで叩き込み2点目。17分、グアラニRHバッサンが弾丸ミドル、GKガルシアも好セーブ。21分にはアランデスの右FKをベルナベウが落とし、ソルソナがオーバーヘッドで叩き込み、あっという間に純粋なハットトリック達成。さらにバルサの流れが続き、レフェリーのミスジャッジもあり、グアラニは警告ラッシュに苛まれながらも、あらゆる裏ワザを使って必死に守る。特にLBタバレスの狡猾な守備は見ものだ。グアラニはパス回しが格段に落ち、個々の能力でも劣勢で厳しい。しかし32分、FKでソウザの弾丸シュートは怖がってよけたバルサの壁の上を抜けてゴールイン。直後のバルサ・メッシの左足FKでグアラニの壁はピクリとも動かないのと好対照だ。結局1−3で前半終了。

後半バルサはなかなかピッチに現れず、グアラニは5分近く待たされた。両チームとも選手を次々と交代し、さながらBチームマッチだが、レベルは高く面白い。10分にバルサは3選手を入れ替え明確な3−5−2にチェンジ。18分、左WBに入ったサバルテスのクロスを右WBに回ったソンゴオがファーに飛び込んで決め1−4とする。19分、グアラニRBリマが強引に右を突破しクロス、再びソウザが決め2−4。20分、バルサ・ソンゴオをタバレスが倒しPK。キッカーのソンゴオはGKのタイミングを外し、ナメたキックをチョコンと蹴るが左に外す。29分にはサバルテスも得点し2−5。レフェリーはバテたのか、この時間帯は集中力に欠けたジャッジを連発してしまった。両チームともペースダウンし、バルサが順当に勝ち3位に輝いた。

08月10日(日)
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