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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西 第4節 G大阪ユース−海南高校 金光大阪−平安
24分、寺田→家長→與とシンプルなパス回しから與、中央30mのロングで少し前に出ていたGKの上を抜きG大阪先制。

25分、家長、クロスにみせかけアウトにかけたシュート、GKセーブ。
26分、家長、西本を鋭いドリブルでかわし20mシュートは上野山に当たる。
27分、左サイドに流れた松岡、中央にドリブルし相手をひきつけて三木にパス、正面からのミドルが決まる。
30分、松岡のクロス、ゴール前に飛び込んだ與のボレーはミートせず。流れたボールを受けた森山が左サイドで二人かわし中央へパス、寺田のミドルはGK山本キャッチ。
31分、海南右MF山鷲O→藪下Gに交代。西本が家長に再三突破されるので守備を固めるためか。
34分、中央寺田がドリブルしつつタイミングを測る、右の三木に海南DFの意識がいったところで、左に流れた江口にスルーパス、落ち着いて決め、3−0。
35分、海南のロングボールで藪下がラインの裏をとる。GK佐野が素早く飛び出し体を入れる。
36分、海南、左FK、川端ファーにいいボール、奥野が折り返し詰めていた川端ダイレクトボレーはDFブロック。
37分、G大阪のロングボールを東芝ヘッドもかぶり、GK山本の飛び出しを見て三木フリーでループ、外す。

このように前半はG大阪の決定機の山となった。3点はむしろ決定力不足気味。

後半の得点経過
2分、江口→三木、飛び出したGKの上を抜く。
22分、交代出場の岡本が右を突破、中に流して三木が決める。
23分、寺田のスルーパスで江口がGKと1対1、アウトで浮かして決める。
33分、家長中央から右よりの寺田へスルーパス、中へ戻し交代出場の出口が決める。
44分、交代で右に入った安田のクロスを渡部のヘッド。

結局8−0で終了。記録を見るとシュート数32対6という凄まじい猛攻だった。G大阪は終盤には寺田を下げて家長を中で使い、安田を右に入れたが、安田はボールのもらい方がまずく、裏もとれない。ただ1対1なら確実に高い技術で相手をかわすところは家長と似ている。

海南はラインディフェンスを採用しているが、ラインを保ち上下動することばかりに意識があり、裏をとられてばかりでオフサイドは取れず、かといって前での激しい守備もなく、選手達が目の前のプレーに集中できないまま戦術面にばかり神経を使っている印象を受けた。この時期は止むを得ないだろう。GK山本の飛び出しの良さ、東芝の打点の高いヘッド、川端のキックは良かった。

公式記録

プリンスリーグ関西 Aブロック 第4節 金光大阪−平安
4月27日(日)鶴見緑地 13時15分 ピッチ並 晴のち雨 弱風

金光               平安
−−−大田−−小林−−− −−−中村−−宮原−−−
−−−−−大谷−−−−− −−−−−川端−−−−−
−坂部−−竹林−−今井− −安原−−高本−−村井度
近藤−佐藤−−俊−−今村 高屋−谷口−山下−村井太
−−−−−黒田−−−−− −−−−−今西−−−−−

Aブロックはここまで京都サンガ、C大阪、金光、奈良育英が上位を争い、御影工、草津東が残留狙い、平安と和歌山北は連戦連敗と言う状況になっている。

このゲームは勝てる、と踏んだか金光は両SBの能戸・馬場はベンチからも外れている。ベンチには昨年フジタ枚方U−15の主将として迫力溢れるプレーをみせた1年生FW前川もいる。GK黒田は小柄。大柄な佐藤が主将を務める。ゾーンで守る4バック、昨年のCBから今年はボランチの竹林は最終ラインの前のスペースを徹底的に埋める。FKも武器。大谷のポジションは高めだが、これは対戦相手を考慮したものだろう。両SHとFWはとにかくよく走る。今年も金光スタイルは健在だ。

負けが込んでいる平安は3バックから4バックに変更。ここまでは一方的に押し込まれ、シュートもほとんど打てない完敗が続いている。小柄な谷口がスイーパー。LB高屋、LH安原はレフティー。主将の高本は最終ラインに下がることが多い。FKも担当する。


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04月27日(日)
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