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妄想にっき
by 有明
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■いつか終わる恋のために、恋ひめやも2
攻めは否定してたけど。
続いて「恋ひめやも」の部分のDISC2は
受けの先生視点、ふたりがくっつくまで。
両親の不倫と死、当て馬との苦しい不倫の経験から
先生はこと恋愛に関して死ぬほど面倒くさい性分。
攻めのことが好きで仕方がないくせに
なかなか付き合うことに承諾してくれはしません。
当て馬いわく先生は強情・意地っ張り・天の邪鬼で
すぐに本音を言わない。
本当はイエスと言いたいのに5回聞いてもノーと言う。
諦めかけて最後に聞いた6回目でやっとイエスと頷く人らしい。
どんだけ面倒くさいんだと。笑
好きなくせにこれ以上振り回したくないと拒絶するのは
よほど攻めを振り回す結果になると思うんですよ先生…。
ラストはちょっと強引に攻めた攻めの勝ち。
こんな面倒くさい先生を好きでいてくれて
過去のトラウマもちょっと癒してくれる攻めがいて
本当に良かったね、と思いました。
普通の人ではきっと手に負えない。
CDでは当て馬との恋愛の回想や「いつか終わる〜」のとき
先生がどういう気持ちだったかという辺りは
わりとばっさりカットされてます。
上で書いたフリートークで物議を醸しているシーンは
いつものように先生の家に上がり込んでいたときに
当て馬が訪問、先生に帰れと言われて一旦は帰るが
気になって気になって先生のアパートまで戻ってきたら
先生が裸で転がってました、なところ。
当て馬を殴ってきます!と言う攻めを止めて
合意の上だったという先生。
「一度は惚れていたんだ。顔を見たら気持ちだって揺れる。
……でも、今日のことは、昔の恋心に引っ張られただけだ」
じゃあなんで当て馬は先生放置して帰っちゃったんだよ、
という疑問が湧くという話なのですが
後日この日のことを語る以下のセリフが削られてます。
>「当て馬と寝た時、俺は最初しか抵抗しなかった。
>できなくなったんだ」
>「昔の恋心に引っ張られたって言ってましたね」
>「ああ。もっと正確に言えば流されたんだ」
>「主語が抜けてます」
>「何に流されたんですか?当て馬の気持ちに?
>それともやりたいっていう欲望に?」
>「両方だよ」
>「でも終わった途端、死ぬほど後悔した。
>もう終わった恋に振り回されていたんだって気づいたから、
>当て馬に言ったんだ。こんな馬鹿馬鹿しいセックスは初めてだって」
>「だから当て馬も、もう二度とやり直したいなんて言ってこないだろう」
これの前後のセリフはあるのになんでここ削ったのか疑問。
このセリフによって攻め(と読者)が
だから茫然自失状態で転がってたんだなとわかるのですが。
それと細かいとこだけど
攻めを諦めさせるために当て馬とよりを戻すと言うシーン
CDではそう言われた攻めがあっさり納得してますが
原作は今から当て馬と会うから帰れと言われても攻めは帰らず
夜中の三時まで先生の部屋で待っていたら
帰ってきた先生の髪が濡れていて
>「当て馬と寝てきたんですか」
>「だったら?」
>「また流されたんですね」
>ひどいと思った。僕が待っていることを知りながら、
>当て馬に抱かれてきたのだ。
>「違う。流されたんでも、遊びでもない。
>あの人とやり直すことにしたんだ。だからホテルに行った。」
というより絶望な感じの展開。
それが後々実はその日先生が当て馬をばっさり振った上で
攻めに自分を諦めさせようと
ネカフェで時間を潰してシャワーを浴びて演出していただけだった
ということが判明して、それを受けての
「僕のために、そこまでしてくれたんですか」
というセリフがあるのですが
CDだと口頭でより戻すと言っただけなので
そこまで?そこまでって…何が?って思う。笑
あとノンケの攻めの気持ちの移り変わりのこの辺↓
>好きな人とひとつの布団に入っていたら、普通は性的な欲望が高まってくるものだろうが、
>僕の場合はただただ、ギュっと抱き締めたいというシンプルな欲求が募って仕方がなかった。
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12月27日(月)
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