ID:38841
ちゃんちゃん☆のショート創作
by ちゃんちゃん☆
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■ショートショート3編【鳴門】
風影宛て手紙悲喜こもごも

※いい加減、こちらの更新もしなくちゃ、ということで、本気でショートショート集です。しかもセリフだらけなので読みにくいとは思いますが、頑張って読んでくださったら嬉しいなっとv 例によって例のごとく、誰のセリフかなんて明記はしてませんので、ご覚悟を。

この話は、ちゃんちゃん☆ が同HNでぴぐしぶへ投稿した、「前略、風影・我愛羅殿へ」が前提の、後日談です。
 別にぴぐしぶへ投稿しても構わなかったのかもしれませんが、雰囲気が若干違うのと、さっき書いたように、こちらの更新もしておきたかったので、こちらへのみの投稿となりました。

・・・まあ、こちらに直接たどり着く人は皆無でしょうが、よしんばそういう方は出来ましたら予備知識として、ぴぐしぶの方も読んでいただけたら幸いです。(CM CMv)

 しかし、砂の三姉弟書くの初めてなんで(正確にはテマリだけはちょびっと書いたことあるケド)、やっぱり書きづらかったよな・・・★

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■ある日の砂隠れ・風影執務室にて■


「・・・ってところで、火影からの言伝はここまでです。風影様」
「ああ。ご苦労だったな、奈良シカマル」
「それと・・・これは別件、っていうか、個人的なものなんですが・・・」
「ん? 何だ?」
「その・・・ウチんとこの上忍 マイト・ガイから、手紙を預かってまして」
「・・・マイト・ガイから?」
「ええ。先日のお気遣いに感謝して、とのことです」



「おいシカマル。マイト・ガイが一体、何書いて寄越したじゃん?」
「イヤ、俺は預かっただけで、中身については何も」
「失礼なことを書いてないだろうな? 我愛羅は仮にも風影相手なんだぞ?」
「それはないと思うンすけど。いちおー火影の添削、入ってますから」
「ちょっと待て! 火影の添削だって!? あいつは、我愛羅の20歳の誕生祝いにかこつけて、いかがわしい小説本寄越したような奴だぞ! 信用できるもんか!」
「はあっ!? ひょ、、ひょっとして、イチャパラ寄越したんスか、あの人!?」

「・・・何でお前が、イチャパラとやらの内容知ってるんだ? シカマル」
「・・・テマリ、そこで扇子を取り出すなよ・・・。怖えから。
以前、ホントーに不本意ながら、あの人が音読させられた場面に、居合わせただけだって」
「音読!? 一体どういう理由で!?」
「その件に関しては、そのうち追々に。お前が木ノ葉の忍になってから、な?」
「まあまあテマリ。男同士のことだし、そのぐらいのことで目くじら立てるのも、どうかと思うじゃん。そっち方面に全然関心ないって方が、逆に変な勘ぐり持たれるだけだって」
「うっ・・・そ、それはそうかもしれないが・・・」


「しかし、随分じっくり読んでるな。そんなに長い手紙じゃないはずなんだが」
「どうでもいいけど、どうしてあたしら、こんな離れたところで控えてなきゃならないんだ?」
「仕方ないじゃん。ちょっとだけ席を外せ、って言われたんじゃ」
「・・・っと、読み終わったらしいっスね」
「「「あ」」」


 その場にいた3人は、見逃さなかった。
 手紙を読み終えた我愛羅の口元にわずかに浮かんだ、柔らかな微笑を。


「が、我愛羅。さっきの手紙に一体、何が書いてあったんだい?」
「ノーコメントだ」
「って、何大切そうに懐へしまいこんでるじゃん。にーちゃんにも読ませろ」
「別に大したことは書いていなかった。心配するな」
「大したことは書いてない、ってんなら、あたしたちも読んだっていいじゃないさ」
「・・・風影とは言え、ぷらいばしーがあってもいいはずだろう」
「「我愛羅〜」」


「・・・・・・・っ・・・・・・!」
「シカマル! あんた本当に、手紙の中身、知らないんだろうね? 何笑い堪(こら)えてるんだよ!」
「あー、その表情は、『大体想像はつくけど、具体的には知らない』ってトコじゃん」
「さ、察しが良くて、助かるぜ、カンクロウ。・・・っ、くくくっ!」

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06月30日(火)
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