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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■先ずはやらなきゃでしょ。
いまは残念ながら御病気で活動なさっておられませんが、料理研究家の小林カツ代先生が、ぼくはとても好きです。ほかの料理人とか料理研究家とか呼ばれる人は求道精神のような料理哲学のようなものをアピールしないまでも自分が唱える料理や調理方法の中に滲ませているけれど、カツ代先生にはそれがない。

旧い話になりますが、「料理の鉄人」という番組に、カツ代先生は御出演なさったことがあります。何回か御出演ですが、確かフレンチで坂井シェフに判定負けしてしまったときのことです。制限時間いっぱいまで料理をして実況インタビューを受けたときに、カツ代先生はとても晴れやかな表情で仰ったのです。
「ああ、愉しかった!」
そして、判定で敗北を喫したと明らかになったときも「口惜しくはない、料理ができて愉しかったからそれだけで充分」という意味のことを述べられました。
それを見ていたぼくは思ったのです。
こんなに愉しそうに料理をする人がつくるものが旨くない訳がない、と。

いい加減、まともな食事を自分につくってやれるようにならなくては、と思い立ったいま、自分の料理の先生に、ぼくはカツ代先生を択びました。「小林カツ代の基本のおかず」という料理本で調理の実践を、「料理の基礎の基礎コツのコツ」(文庫版)で料理の智識と愉しさを学ぶべく、Amazonでその他の本とともに購入しました。

その他の本とともに購入したので、ちょっと深めの箱に入って届きました。深さがある箱が手に入ったらやらなきゃなあと思っていたことがあります。

帰ってきたあまぞんさん
あまぞんさん。にこやかヴァージョンです。
浅い箱だとできないんですよ。できるときにやっておかなきゃ、でしょ?
私がこんなことをしている間に同居猫のまめはこの通り。

あまぞんさんの梱包テープで遊ぶまめ
私が引っぺがして放置したあまぞんさん箱の梱包テープにじゃれついて大興奮であります。我が家は御祭り騒ぎさ!

調理から料理へと、自分が自分に食べさせるものをつくる技術を進化させるための勉強も勿論やらなきゃなので本を購入したのですが、あまぞんさん箱が手に入ったら、あまぞんさんはやらなきゃ。ねえ、まめ。
勉強は、これからやります。


【今日のゲーム帝国】
「最強に駄目まっている」とか、明らかに日本語として間違っているのだけど、それが判っていてなお好きです。
05月18日(金)
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