ID:38229
衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■すまんのう。
母親が諸般の事情で転居することになり、その転居先の賃貸契約の保証人に、私がなることになった。で、私の「印鑑証明」が必要だということで、市役所の駅前出張所に母親の住民票と一緒に発行して貰いに行ってきました。
当市の印鑑証明は何故か性別欄があって、私は姿はおっさんですが法律上女性で戸籍には「参女」と記載されています。だから、印鑑証明を発行して貰うときの窓口係の対応が気になるところです。
しかし、二年前に旅券をつくるのに戸籍抄本を発行して貰ったときは、窓口係のお姉さんも慣れたもので「性同一性障碍」という言葉も御存知だったし、性別欄の件で戸惑っても「こんなこと訊いて済みません」と頭を下げてくれるだけの余裕がおありだった。だから、当市の市役所は当該障碍についての教育が行き届いているのだろうな、と思っていたのです。
しかし、今日対応して貰った窓口おばちゃん（失礼）は非常勤の人だったのか当該障碍についての智識がおありでないらしく、私が「性同一性障碍で、このような姿ですが生まれは女性なので住民票記載も女性になっていますから、（印鑑証明発行のための書類の性別欄も）女に○を付けておきますね。いま、戸籍を男性に訂正するための手続きを取っていますから、今後きちんとなりますんで、済みません」と説明した後も、どうも混乱というよりはパニックを起こしてしまったみたいで、「生まれたときは男性で、これから女性に戸籍を変えるんですよね？」とお訊ねになったり、「え？ え？ え？」と頭を両手で抱えたり（この漫画的行動を実際にやる人が自分以外にもいるとは思いませんでした）、見ていて気の毒でした。
どう見てもおっさんで、しかもスポーツ刈りで髭を生やしていて声も低いし、服装も挙動もおっさんだし、（念のため常時携帯している）運転免許証も自称と相違ないのに性別だけが自称と公的書類が異なるというのは、本人よりほかの人の方が実は困るんだよね。御役所へ行く度に「申し訳ないなあ」と思います。
でも、私も望んで性同一性障碍を持って生まれてきた訳ではないし、私の母だってそう望んで産んだ訳ではないし、その辺りへの非難は御免被りますよ。非難されたことなんてないけど。
【今日のかわいいもの好き】
ポンデさんほしいよう。
05月10日(木)
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