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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■出先で船頭。
昨日というか一昨日というか、その辺りに妙な睡眠の取り方をしたもので、生活がぐだぐだでした。だから昨日は仕事も何もかも優先順位を下げて、「早い時間に寝る」ことを最優先にしました。御陰で、今朝は目覚めた時間が午前五時。
もう一時間くらい余計に眠ってもよかったのですが、割りとはっきりと目が覚めたのでその辺りから外出の用意などの雑用をして、午前七時を過ぎた頃に自宅を出ました。「出勤」です。

今日の出勤先は某ドーナツ専門店。朝食にはパイを幾つか選んで、昼食にはドーナツ三種を選んで、勿論カフェオレも注文。ここで昼まで原稿執筆の仕事をして、帰途上にいつも利用しているトレーニングジムがあるのでそのままジムへ行って身体を動かそうという予定で、ジムバッグに執筆道具一式を入れて、徒歩で出勤しました。
が。
早朝に目覚めたはいいものの、午前九時を迎える頃には猛烈な睡魔がやってきて、私はドーナツと原稿用紙を前にうとうとこっくりこっくり船を漕ぎはじめてしまいました。何とかがんばって書き進めようとしますが、原稿用紙の上で目の焦点が合いません。

これはいかん。早く寝て睡眠を取ったものの、おそらく眠りが浅かったのだろう。何度もトイレに立ったり、伸びをしてみたり、拳骨で頭を(自分のね)叩いてみたりして眠気を飛ばそうと試みましたが、どうにもなりません。
朝はお腹が空いている状態で二キロメートルを歩いて某ドーナツ専門店に辿り着き、おいしいパイとカフェオレでお腹が一杯になって、しかも私がすわった席はほんわりと暑すぎない程度に暖房が入っていて、眠くなる要素で満たされています。
仕事を切り上げて帰宅して寝直そうかと何度も思いました。でも、四〇〇字詰原稿用紙にしてあと五枚で短編小説が一本書き上がるというところまで漕ぎつけています。

これを、これを書き上げたら帰ろう。早く書き上げて寝よう。
そう思ってがんばりました。でもこっくりこっくりしてしまいます。こっくりと前に傾いてテーブルで頭を打ちそうになっているところに「カフェオレのおかわりは如何ですか」と店員のお姉さんが来てくれること一度ならず。多少恥ずかしくない訳ではないが眠気には勝てぬ。
入れてくれたカフェオレを飲むとちょっと覚めて、また筆が幾らか進むのです。

書き書き書き。こっくりこっくり。おかわり如何ですか? 頂きます。書き書き書き。こっくりこっくり。おかわり如何ですか? 頂きます。書き書き書き。こっくりこっくり……。
これを繰り返して正午になる十数分前に原稿が書き上がりました。
ひゃっほう!
目が覚めました。手洗い(トイレではなく、某ドーナツ専門店の店舗にはトイレの外に手洗い用のシンクがあります)で顔を洗ってすっきりして、店を出ました。徒歩でジムまで行き、ほぼ一箇月ぶりのトレーニングをしました。

トレーニングは三日休むときつくなるものなので、一箇月も休んだら身体も鈍りに鈍って、きっとしんどいだろうと思っていたのですが、トレーニング復帰前に予めウォーキング期間を設けていたのが奏功したのか、ウエイトの挙上可能重量がやはり下がってしまってはいますが、持久力はほぼ維持されていて特につらくはありませんでした。
気分よくトレーニングを終えてシャワー室で頭から足の先まで全部洗って、帰宅。

実はトレーニングメニューの一番最初に組み入れているウォーミングアップのためのエアロバイクを漕いでいる途中でもやはり睡魔に襲われてペダルを漕ぎながらこっくりこっくりしていて、「帰った方がいいかなあ」と思っていたのですが、筋肉を動かしはじめると再び目は覚めました。
不調の時期があった御陰で肩凝りや背中の怠さが一ト月ほど続いていたのですが、背中の筋肉を動かす運動をしてやるとすっかりなくなりました。やっぱり身体は動かしてやらないといけないのですね。

執筆のための出勤をするようになって二週間。早くも三五枚口が二本書き上がってしまいました。すっげー仕事してんじゃんおれ。と、ちょっと偉そうにしてみました。たまにはこういうことも必要です。


【今日の裸足の季節】
もう靴も靴下も要らない。
03月26日(月)
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