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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■ぼかぼか毎日。
■「コンドル」を聴いていてときどき―――意識がメインヴォーカルよりもコーラスに向かうとき、低い確率ではありますが、旧い旧いクリネックスティシューのCMを思い出すことがあります。オフヴォーカルを聴くと特に。
「似ている」とかではなく、ただ何となく意識の外から思い出されるのです。
私がこのCMをよく見たのは小学生の頃、毎日曜日の午後一〇時台の番組を見ている最中だったと記憶しています。まだテレビが「一家に一台」だった時代です。いまでは「怖いCM」として一部で有名なCMですが、当時の私どもには「怖い」という意識などはまるでなく。
いわゆる「茶の間」で親や姉たちと一緒にテレビを見ているときにこのCMが流れまして、私の家族もやはりこのCMを「奇妙な」ものとして捉えていたようで、しかし誰一人怖がってはいなかったのです。
CMがはじまるや、私の家族たちはそれぞれに「いぇ〜いぇ〜いぇ〜」とCMに負けじと高音で歌いはじめました。私にとっては「怖いCM」ではなく「(見ている人が)歌うCM」だったのです。
合唱ではなく、てんで勝手に歌うのです。傍目に見たらCMよりこの家族の方が怖いんじゃないかといまになって思います。ラストの「ぴゃっ!」まできちんと……というか「ぴゃっ!」こそが気合いの入れどころで、如何にキレよく高音を跳ねて切り上げるかに家族のそれぞれが挑戦していたように思います。そして「ぴゃっ!」とは発音していませんでした。文字にできないような発音で、聞こえた通りに。
非常に残念なことではありますが、当時の私は何故か常識人ぶっていて歌ってはいませんでした。いまの私は一人で仕事中に突然ホーミーの練習をはじめたりするような人なんですが。
■いよいよTwitterがおもしろいです。何かの役に立つとか、情報が豊かだとか、そういうことは(私は)あまり感じないのですが、愉しいです。言うなれば、バンドの広いラジオをオートチューニングで聴いているような。
Tweenというツールを使えば自動的に新しい呟きを受信してくれて、いろんな人のいろんな呟きを逐次聞くことができます。とても仲のいい仲間同士でTwitterを介して会話するというチャットのような使い方もできるようですが、私は見えざる第三者として他人さまの声を聞くのが愉しいです。ラジオと言うよりアマチュア無線のワッチに近いのかもしれません。
おもしろいユーザもいます。recipetterさん(bot)宛てに食材名を呟くと(たとえば「@recipetter もやし」とか)、その食材をつかった料理をクックパッドで調べてレシピを返信してくれます。
スポーツマンで冒険家のガチャピンさんもTwitterを利用していて、ブログの更新情報を教えてくれます。今日なんてガチャピンさんとムックさんの入浴シーンなんて御宝画像が拝めたりして、むっはむはーであります。
09月11日(金)
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