ID:34326
ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■藤木様シリーズの途中ではありますが・・・2
「恋文」
いらいらします。でも、見てます。この時点で、私の負けです。VS「番組」。
でもね、負けてて良かったかも、あそこで見るのやめてたら「いらいらした」だけのドラマで終わってた。いらいらしつつここまで見せた、やっぱり、そっちの勝ちです。VS「番組」。
原作を読んでみない事にはわからないんだけれど、珠玉の恋愛短編と言われているらしい原作にどこまで忠実なのかわからないけれど、「うまいなぁ」というところと「そうか?」というところがあったりなかったり。
ま、普通に疑問として、病室広いよね。しかも、今回ついにいしだが死んでしまって、いつまでもベッド空いてるよね。ホスピスってわけじゃないでしょ?北鎌倉病院。ま、設定として、必要なんだろうけど。
まず、いしだが、本当に死にそうで怖かった。今回の演技っていうか、胸板が怖かった。彼女が最初は和久井や、和久井のとこにくる人たちを、悲しそう(妬んじゃいけないけど・・・みたい)な顔で見てた。表向き世話焼きおばさんしながら。ところが、和久井と話を共有し出してから、彼女にも少しだけはりができたというのだろうか、待ち人は来たらずだけど、娘といってもいいくらいの若い人たちを見守るような、仕事ができた。ついでに思い出話を語る相手もできた。良かったなぁ、って思った。で、やっぱり寺尾待ちなんだ・・・。いつわかるのかなぁ、って思ってたら、いきなり予告で急変してて。前回の予告では寺尾も脳溢血とか病気で倒れたのかと思ってびびったけど、怪我でね、あぁ、これは病院に入院させるんだなぁ、と、渡部、廊下走ってたし、って思ってたら。帰宅してね。でも、いしだが美容院に何か書きに行って、それを仕事休んでふいに見に行く寺尾が見るまでひっぱるのね。あぁ、会えるかなぁ。会えるといいなぁ。「遅すぎるわよ」って、でも「おかえり」って言えて良かったのかなぁ、って感動するところなのに、医師の立ち位置はどうなの?とも思いつつ、よくできた話だけど、ここまで会わせなかったのは、「死」を3人に印象づけるためなんだなぁと思った。
和久井が結婚、出来ない理由がある、すごく悪い女なんですって、告白したときに、どんな秘密があるんだろう!って楽しみにしてたけど、結婚してた事を知っていたってことだったのね・・・。嘘ついてたから辛かったかもしれないけど、そんなことか、と、ちょっと思った。もちろん「知ってる」って言っていたら、どうなってただろう?1話で書いた感想みたいに友達としてお見舞いにきてくれる人にはなってくれただろうけれど、いや、なっただろうか?
というか、背中をたたいて、って言った時に、水野の気持ちが堰を切ったようにあふれた、それを導き出したときに、うすうす見えるように作ってある(身もふたも無いか)ので、そんなことか、と思ったのかもね。水野は「ずるい!卑怯だ!」っていいながら、結局離婚してしまう自分がいるんだなぁと、思っていったら、相手がそう出て・・・。なんだかそれはうやむやになってしまったけれど、そして仲良くなっちゃうんだけれど、おいおい、子供の休みくらい家にいてやれよ。渡部も立ち聞きしちゃって、このまま彼女が死なないけど具合悪いままみたいな入院患者で、大人は楽しく過ごして、子供はほったらかし・・・。いいのか?「いつの間にこんなスゴイ子になったの?」って涙してたのに・・・。と、思いつつ、これも続かないのだろうなぁ。風変わりな三角形。
喫茶室で和久井が水野に「まだ私たちが協定(結婚してる事を知ってる上で親友なこと)結んでるって知らないわよね」と言った。そして、恐らく、一人で死を宣告されてから、何度も陥った恐怖が、ここのところ楽しくてちょっとぼやけてて、っていうところに、いしだが死んで・・・スゴイ現実としてまた襲ってきた。そのためにいしだは死ぬ必要があったんだね。うやむやになった三角が動き出すのかな。
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11月26日(水)
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