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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■フサちゃんと路木悟史←もと須賀ちゃんともいう
「ラブレボ」の須賀ちゃんで、人気に拍車がかかり、キレイさに磨きがかかった、藤木直人。今日は、「もと須賀ちゃんにめろめろDay」。といっても、来週までだけど・・・。
ドラマ「初体験」で藤木直人が演じるのは、とってもキレイな男、フサちゃん。主人公たち女子が、小学校の時憧れていた男子。房野拓海は、両親が離婚して広田拓海になったこと以外、ナゾである。ルークという猫を飼っていた女のヒモみたいな生活をしていた様子だけど、その女にも捨てられ、今はルークと二人暮し。でもさ、フサちゃんの家は家賃が15万円なんだよ。同居猫ののみ騒動で、引っ越そうかなって口走った時、「でも、お金ないからな」って、途中でなくなってきたのかな?だって、最初からお金なかったら家賃15万のとこになんか住めないよね。ストロングビルって名前がついてるけど、なんか、暖房効いてなさそうだけど、不思議な間取りの部屋だけど、わりと好き。でも、フサちゃんがいるからっていきなり15万の部屋には住めない。いや、フサちゃんてわかってたら住めるか?うーん、彼女たちと同じノリで見てるな。昔、昔、子供の頃憧れた男子が、ある日突然自分の近所に住んでいたとわかったら、しかも、スゴクキレイになってたら。おぉ、ドキドキで前が見えないっ!だな。
で、フサちゃんは、昼間パチンコしてるんだね、結構。そして夜、ボーリング場で、お掃除してる。藤木直人がボーリング好きだからボーリング場なの?ほんとバイトなのかな?実は持ち物だったりして。それって「エド」の見過ぎ?フサちゃんは、今、夢なんて別にないって言ったけど、世捨て人っぽい風情で暮らしてるけど、ほんとはどうなんだろう。以前、奴隷と自分で言った、アシスタントの仕事の先に、フサちゃんの夢があったんだろうか。
ところでフサちゃんは、突然現れた昔の同級生に自分の事を久し振りに「フサちゃん」と呼ばれて、どんな気持ちなんだろう。
あぁ、どうでもいいんだけど、そんなことを考えて見ています。真智や由加里とおんなじに。あぁ、どうでもいいんだけど、お願い、つまらない最終回だけは止めて、とか、今から考えて見ています。あぁ、どうでもいいんだけど、勝手に心で叫んでしまう。フサちゃん、フサちゃん、フサちゃーん!!・・・ばかである@わたし。
でも、キレイなだけでは、色気は無いんだよね。惹かれてしまうのは、清濁持ち合わせている男だったりする。女もか。
藤木直人はラッキーである。それは「喪服のランデヴー」の路木悟史ができて。藤木直人を路木悟史にもってきたから、更に「喪服のランデヴー」が成功したのかもしれない。ニワトリと卵。でも、とにかく、近年まれにみる秀逸なドラマである。脚本、演出(キャスティング含む)、音楽三位一体で、出来上がっているという意味でも。面白いドラマ、泣けるドラマ、よく出来てるなぁと思うドラマ、上手い俳優、そのドラマで成長した俳優、ドラマから出たヒット音楽。きっと他にもたくさんある。でも、この「喪服のランデヴー」は、私にとってどうしようもなく心に残ってしまう、秀逸なドラマになった。
コーネルウールリッチの原作を知らない。本気でさがしてないから、まだ見つからない。どういう作品なんだろう。どのくらいへだたりがあるのか、ムードは同じなのか?わからない。ただ「喪服のランデヴー」は、本格推理ドラマとしては、例えば「なんで路木悟史はあの4人の犯人をわかることができたのか?」語っていないので、欠けているのかもしれない(ヒントはあるけど、あれだけでは少ない)。
しかし、このドラマの基調になるムードが、脚本も演出も、演じる役者も、そして映像も一貫している。そこが素晴らしいと思う。それを支える大きな軸が雅楽師・東儀秀樹による音楽だと思う。彼の音楽がなければ、ここまでの一貫性は得がたかったかもしれない。ドラマに寄り添うようにして流れる彼の音楽、そしてエンディングに流れるメインテーマ。これが、見終わった後も、深く、長く、心の中に残るのだ。離れないといってもいい。非情な切なさややりきれなさや、人間の業みたいなものまでも描いているような気がする。
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01月29日(火)
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