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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■藤木様シリーズの途中ではありますが・・・2
と、また考える。ウエヤマサトは美咲だ。喫茶店のウエイトレスをわざと無愛想にしてはあるが、確実に水を2杯頼むことを不可思議に思っている。ウエヤマサトは美咲にしか見えない。二人は同じ癖がある。ぎりぎりと指ごとつめを噛むのだ。そして映像は時折、美咲一人を、そして二人同時にあの例の、あいた鳥篭越しに写す。あの墓地で「忘れられないのは僕と君と犯人」と言った、彼の目には三上でなく美咲が写っていた。なんらかの人格障害を起こした美咲は、ウエヤマサトを作ったとしたら?「面白い人に誘われました」という広海のメールは美咲。あの場所には両方いたようにわれわれには写っている。もしくは美咲には。マンションの向から覗いていた女子高生にも美咲一人がやったことと写っていた。だが、車を警官に止められたとき、警官は「奥さん」と言った。一人乗りの女性にいきなり「奥さん」と呼びかけたりはしないだろう。やはりウエヤマサトは存在するのか?しかし、小林に誘われた車で、後ろにいつのまにか乗り込んだようにみえるウエヤマサト、彼の声と姿に美咲は驚くが、小林の驚き方は違った。「美咲さん?美咲さん?」もしも、美咲が突然豹変して、唇をかみきるようなキスをしてきたら・・・。こんな恐怖はないだろう。そういえば、「僕は知っている・・・」という登場のとき、美咲のキスの好みを、まず下唇だけにキスをするのが好きとか言ってなかったか?(これは7話のキスシーンからすると上唇かもしれない)佐野史郎の前に「あなたは共犯者」と言って現れた三上の姿に「お前は誰だ?」とは驚かなかった。7話の課長代理もそうだ。あの防犯ビデオも三上の女装だと思ったし、実際三上の女装で撮影したのかもしれないが、あれも美咲。車を暴走させ海に落ち、二人はばらばらになる。一緒に治療されたかのような美咲の意識とは裏腹に彼は存在しないかのようだ。それにしても車椅子のシーンは美しかったなぁ、三上さん。
・・・でも謎が、小林はなぜあの口調で宅配を装い常務の家を訪ねたのか、そして常務に招き入れられたのか・・・。んー、どんどん私のミスリードに拍車がかかる。さて、どんな結末が用意されているのか。あぁ、わくわく。
まめに書かないと、長っ!
11月26日(水)
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