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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■もう秋ですね♪夏ドラの復習をいたしまSHOW!サイドB
■『すいか』:和製「テルマ&ルイーズ」らしい。って書いてあったから、書いたけど、「テルマ&ルイーズ」を観てないから、なんとも言えない。でも、この夏、一番というか、ここ数クールで一番のドラマに会えました。ほんと、木皿泉さん「やっぱり猫が好き」を書いていたそうですが、あぁ、空気感わかる、っていうか、小林ともたいだし・・・。
 つむぎだされる日常に、一応小さな事件が起こったり、起こらなかったり、でもその起こらなかったりっていうのは、ハプニングではないからで、親子や会社や人付き合いの中で、あったりすることとしては起こっている。それがまた、いちいち、セリフがしみるのねー。淡々と丁寧にしゃべりつづける小林。逃亡しながら「早川ぁ」と、時々つぶやき、ラス前では叫んでしまう、苦しいって。小林はその存在を忘れない、犯罪は犯罪だけど「馬場ちゃん・・・」て思い出す。元気かしら。私の毎日は何も変わらない、親の言うとおり生きてきて、きっと20年後も信用金庫で働いている。親の面倒を見て、自分の人生なんて無かったと悔やんでいるだろう。そんな風に思っていた淡々としているようで、実は多少ふくれっつらだった早川基子。
 大切なことに気づく「同じ毎日は無い」ということ、教授が教えてくれる「自分で選ぶの、悔やんでも悔やまなくても。そうすれば、誰のせいにもしなくてすむでしょ」迎える独立記念日。家は出ても、より母とは近づいたのかもしれない。「泥船」に母と飲みに行く。素敵!っていうか、こ、こわいー白石ぃ〜加代子さぁ〜ん、たたりませんか?っていうか、ほんと普通の主婦の役なんだよね、上手だよね、でも、顔が怖いよねぇ。いつ百物語語りだすかわかんないもん。母としては「木星」の話が印象的でした。
 教授に関してもいくつか印象的なエピがありました。「みんなそうして埋めてきたのよ」etc.絆さんはヒデヨシも帰ってきて、双子の姉への思いからも少し脱却できたようで、素直になるってこととか、できないんじゃなくて、できるかもしれない、って思い始めてみたり・・・。市川実日子はいい空気感でそこにいて。「うちにいなくちゃわからないこともあるけれど、外に出なくちゃわからないこともたくさんあるのよ。勉強よ」・・・最も。そうして教授が去ったあとも「ハピネス三茶」はそこにある。片桐はいりの幾つかのセリフは本当にとてもしみたのでした。

■『元カレ』:ちょっと、きっついかなぁ。剛、えらいがんばったのにね。主題歌の「薄荷キャンディー」が全てを表しているというのなら、それまでだけれど。「僕だけのマドンナ」と同じく、というかあっちはまだ、するみちゃんが現れる前はちゃんと島谷に憧れてたんだよね。ま、確かに、剛も内山が気に入ったんでしょう。一見、やっぱり嫁にするならこっちかな、だし。でも、多分、結婚とかまだ考えてなかった状態で付き合い始めたと思うけど。しかも、実は元カノに気持ちを残しつづけていた。これはいかんねー。あのまま広末が現れなくても、彼女が父に会わせたりしはじめたら、流れで結婚しちゃいそうな感じですらあったけど、そこそこ幸せ、っていう生活が続いて、そこで再会でもして、広末が独身ででもあろうものなら、即内館ワールドだよ。
 ま、「仕事だからしょうがない」って剛が内山に言った時、広末が「私の気持ちが今わかったでしょ?」っていうセリフと、結構な振り回し方をしたのに「がっかりした」ってふったのは気に入らないけれど。「それも先に振られる前に振ったんでしょ?」という蔵様説が正しければ、「しゃーないな」そういう女子いるよね、かもしれないけれど。それならそれで、もうちょっと足して欲しかったな。だんだんに、広末が「運命の人」なのかもしれない流れに物語も広末の描写もなっていくんだけどね。
 広末がデパ地価の仕事をやめなきゃいけなくなっていく過程に蔵様が絡んでる回を見逃したんだけど・・・。やな奴だったのかしら?その後、なんかいい先輩みたいになって飲んだり、神戸の仕事紹介したり、剛への残る広末の気持ち本人よりよくわかってたのは蔵様だったりしたけど。やな奴だったのかしら?仕事紹介するシーンで、蔵様は小市さんと関西弁で話してて、嬉しかったわぁ。

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09月30日(火)
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