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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■もうすぐ2001も終っちゃうねぇ。〜締めは恋文?〜
「ありがとう、アンディー」くーーーーーーーーっ。アリーと違って、「先に結婚して先に子供産んで先に死んで」しまったメリッサの天からの最後の手紙。天からの最後の手紙じゃなくていいの。だって、まだまだ死にたくないから。だけど、言いたいねぇ。「ありがとう・・・」伝えたいねぇ。くーーーーーーーーーーっ。泣かせるねぇ。(マイ・アンディーはいずこに?え?幼なじみからはじめなあかんから、もう無理なん?無理なん?)
ちょっと真面目モード。お2人がずっと椅子に座られ、間には小さなテーブル。本を持ち朗読していくのです。「もしもあなたと・・・」と、メリッサが死の前の手紙で繰り返し書くのですが、言葉の行き違い、手紙が手元に届くまでのタイムラグ、そして時に誤ったプライドや、判断が、2人を結婚という生涯の伴侶として暮らしていける道を2人が選べなかった。先に突然亡くなったメリッサの母への手紙は、メリッサに宛てて書いているような手紙。読み終わるアンディーに「ありがとう」照明は徐々に落ち、暗転。終演です。終演では有りますが、共演者の2人が、芝居の世界でなせなかったことをしているように、観客の拍手に答える時、手をつないでいます。カーテンコールででてきた時は、蔵さまが朋子ちゃんの手を、少し体ごとひきつけるように、グイと、引っ張りました。そして、幸福そうに、アンコールに答え、退場。蔵さまの最後の手紙は、淡々としていても涙で姿が見えないよぉ。になってもしかたないほどのものですが、私はこの終演後の2人に涙がこぼれたのです。果たせなかったメリッサとアンディの仕合わせのようで。
念のため、飲酒はしておりません。悪しからず、ご了承ください。「こりゃまた、なーんのこってい!」(顔見世・坂東三津五郎襲名の出し物でもある『助六』の台詞ですね。最後まで、ほんますんません。)
12月27日(木)
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