ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■シロアリさんに囲まれて
春に
羽アリが大発生して
3か月。

やっとこさ
腰をあげて

まずは
シロアリ状況を
調べてもらうことにした。

不動産の仲介業者の方から
紹介されたシロアリ業者の方が3人
雨の中やってきた。

ひとりが
ごっついマスクをして
縁の下に入っていく。

写真をとるらしい。

そして
わしづかみにした
シロアリと木くずのかたまりを
もってでてきた。

「たくさんいますわ。
 ごっそりいましたわ。
 ほら
 これがシロアリ。」

ちいさくて美しい白いありが
いっぱい木くずの中で動いている。

名前も美しく
ヤマトシロアリという
種類だそうだ。


それから
テレビとデジカメをつないで
縁の下の被害状況の上映会。

「こりゃみごとな蟻道やなあ!」


感心しながらみている。

シロアリが移動するために
つくった道を
蟻道というらしい。

人間がアスファルトで
道路をつくるような
ものなのかしら。

「うわ、ゴキブリの卵もほら、
 これたくさんありますねえ」


ほんとに
たくさん
ゴキブリの卵だらけ…。

でっかくて不気味…。

ゴキブリ対策をしたので
部屋ではみかけなくなったと
おもっていたのだが

元気な卵がたくさん!

だそうだ。
ショックだ。


シロアリの
被害状況は
家全部に及んでいて

おそらく10年20年レベルで
ほっとかれていたらしい。

みつりんハウスは
ごきぶりとシロアリの
天国だったのだ。

まいにち
シロアリたちが密集している中に
囲まれて
食べたり寝たり
ケンカしたり
テレビみたり
していたのか。


まあ
あの美しい蟻とだったら
家さえたべなければ
一緒にくらしたっていいけれど。

みつりんハウスを
食べられちゃ
困る。


業者の方は

できるだけ早く
対処しないと…
という。

昔の家だから
シロアリに食われることも前提にした
真ん中が堅い柱をつかっているから
まだマシだそうだが

近年つくりなおした新しい土台の柱も
やられ始めているそうだ。

かわいそうな
みつりんハウス。


わたしが大家だったら
屋根もふきかえてあげるし
もうちょっと丁寧にまめに
手入れをしてあげるだろう。

そうしていたら
もっともっと
よい感じで長持ちする
しっかりした家なのに。

そう思うと
悲しく
腹立たしい
気持ちになった。


業者のお兄さんが

「この屋根みると…
 大家さん、家がつぶれるの
 まってるみたいに思えてならないんですが。
 白あり退治のお金…、
 だしてくれるといいですねえ…」


祈るように
いってくれた。

ほんとに!


そして、
シロアリの薬も
庭のミミズとかイモリとかダンゴムシとか
植物たちに影響がでるのが
いやだったので

相談してみると

最近は
アレルギーだとか
ペットのことだとか
いろいろいわれるようになって

ラットの実験でも
大丈夫な新しい薬をつかうのだという。


それでも
シロアリやゴキブリが死ぬんだから
強い薬なのだろうけれど

みつりんハウスのことを思うと
はやいめに対処してあげなくちゃ。


家全部のシロアリ退治になったので
最初の予算の目安の三倍の見積もりになった。


相棒が大家さんとのやりとり係。

果たして
どんな対応をしてくるのか。

ちょっと鋭い目つきで
対応をうかがっているところです。
07月14日(水)
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