ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
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■秋の気配が風にまざってきましたね
蝉の声が
ちいさくなりました。

今年の夏は
とてもたのしかったので
夏がおわるのが
淋しいです。

図書館で
ジャケ借りブームです。

この前ジャケ借りした
大庭みな子という人の
『花と虫の記憶』という本を
よみはじめたところです。

昭和54年から
貸し出し記録の判子がおしてあって
とてもいいにおい
古いにおい。

よみはじめたばかりだけど
ワインを飲んでいる人に対して
「女の人の唇の間に
 赤いお酒がたまっているのをみるのも好きです」
なんて普通にいうような
へんな男がでてきました。

おもしろいです。



先日
リサイクルショップに
心を鬼にして捨てることにした
洋服やら食器やらをもっていった。

いくらかにはなったのだけど
帰りみちに
なにやらとても
いやな気持ちになった。

相棒が
「リサイクルショップは
 人の弱味につけこんだきたない商売だ!」
とか怒っていたことがあったけれど。

いまとなって
やっとこさ
その感触がわかったような
気がする。

大好きだったけれど
お別れするものたちには
できるだけ
しあわせな場所にいってほしい。

リサイクルショップには
その愛情の余裕がないように感じた。

まだたくさんのこっている
ブックオフにつれていく予定だった本たちも
図書館につれていってあげようと
決めた。

人生を
好きなもので
うめつくしたい。


**

あさがおは
原種に近いのが好きだ。

わたしの大好きだった
おばあちゃんが
大切にそだてていた朝顔が
実家では毎朝満開でした。



父と母は
毎朝、あさがおを数えて
くらしていました。

しあわせそうな
ふたり。

こんな夫婦になりたいなあと
おもって
そんな夫婦を両親にもつ
わたしはしあわせやなと
またもや
しあわせを
かみしめたのでした。
08月22日(金)
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