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へそおもい
by はたさとみ
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■秋の気配が風にまざってきましたね
蝉の声が
ちいさくなりました。
今年の夏は
とてもたのしかったので
夏がおわるのが
淋しいです。
図書館で
ジャケ借りブームです。
この前ジャケ借りした
大庭みな子という人の
『花と虫の記憶』という本を
よみはじめたところです。
昭和54年から
貸し出し記録の判子がおしてあって
とてもいいにおい
古いにおい。
よみはじめたばかりだけど
ワインを飲んでいる人に対して
「女の人の唇の間に
赤いお酒がたまっているのをみるのも好きです」
なんて普通にいうような
へんな男がでてきました。
おもしろいです。
*
先日
リサイクルショップに
心を鬼にして捨てることにした
洋服やら食器やらをもっていった。
いくらかにはなったのだけど
帰りみちに
なにやらとても
いやな気持ちになった。
相棒が
「リサイクルショップは
人の弱味につけこんだきたない商売だ!」
とか怒っていたことがあったけれど。
いまとなって
やっとこさ
その感触がわかったような
気がする。
大好きだったけれど
お別れするものたちには
できるだけ
しあわせな場所にいってほしい。
リサイクルショップには
その愛情の余裕がないように感じた。
まだたくさんのこっている
ブックオフにつれていく予定だった本たちも
図書館につれていってあげようと
決めた。
人生を
好きなもので
うめつくしたい。
**
あさがおは
原種に近いのが好きだ。
わたしの大好きだった
おばあちゃんが
大切にそだてていた朝顔が
実家では毎朝満開でした。

父と母は
毎朝、あさがおを数えて
くらしていました。
しあわせそうな
ふたり。
こんな夫婦になりたいなあと
おもって
そんな夫婦を両親にもつ
わたしはしあわせやなと
またもや
しあわせを
かみしめたのでした。
08月22日(金)
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