ID:3398
へそおもい
by はたさとみ
[8839hit]
■忘年会
年だけじゃなくて
2軒めの2本目のボトルあたりから
ほとんどのことを忘れている。
愉快で笑いがとまらなくて
わたしたちのテーブルのまわりには
蝶たちやカラフルな花びらが
舞っていたのでしょう。
こんな平日に
朝から仕事があるというのに
6人そろって
2時近くまで深酒しているとは
わたしはなんとまあ
よい仲間に出会えたものだ。
タクシーでも帰れない二人は
いつものごとく我が家に宿泊し
わたしは帰宅したとたんに気絶。
朝おきたら
枕元には
相棒が用意してくれたらしい
水とお茶とゲロ袋がおいてあり
ふたりは帰り支度をしている所だった。
まだ外は暗くて
ふたりにリンゴをあげた。
ふたりは黒っぽいコートをきていて
リンゴはつめたくて赤くて
その黒に赤の感じが
なんだかいいなあ…と
ぼんやりとおもった。
そのぼんやりは
ほわほわした
森の匂いと
霧の中の感触で
とてもリアルだった。
気がつくと
ここ一ヶ月ほど続いていた
どんよりしたものが
すっと軽くなっていた。
みんな
ありがとう。
よい忘年会でした。
ほんとうの忘年会でした。
これからもまた
遠くへいこうね。
12月20日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る