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へそおもい
by はたさとみ
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■奄美大島の旅7(忘れそうになりながらもがんばって書きなぐる)
ユタ神様の話になる。
「もしかして
会ったのって○○さん?」
わたしたちが
あった
男性のユタ神様の名前を
いう。
「そう!」
「いま、本を読んでて…」
驚くことに
いま
彼女が港で借りて
読んでいる本に
(港に本貸し出しコーナーがある)
その方がのっていたという。
本をもってきてみせてくれる。
そうそう
この人が
わたしたちが
数日前にお会いした方!
その本のタイトルは
「ユタの黄金言葉」
(大阪に戻ってからさっそく購入)
沖縄や奄美のシャーマンについての
レポートがまとめられている本。
すごい
タイミングだ。
いろいろなことが
おもしろいくらいに
つながってゆく。
10時すぎ
りえさんとおかあさんと
子どもたちは
ご近所の
お誕生日会ということで
てづくりのケーキを
飾りつけていた。
ケーキのまわりに
カラフルなお花
とっても
すてき!
そのケーキを
これから
ご近所さんに
もっていくのだそうだ。
「勝手にのんでてください」
りえさんが
竜宮の瓶を
おいていってくれる。
みんなが
でかけたあと
コップに
竜宮をいれて
うみへゆく。
波打ち際に
いすを
ふたつならべて
まやさんと
ゆるゆる
語る。
きょうも
まあるい月が
みてる。
黒糖焼酎のみながら
ゆるゆる
はなして
夜が
ふけてから
部屋にもどって
ウクレレを
ひく。
てきとうなうたを
まやさんと
うたっているうちに
まやさんは
ねはじめる。
ウクレレ
ひくのやめると
まやさんが
おきて
「ちょっと
きもちいいから
そのまま
ひいてて…」
といって
またねる。
しばらく
ウクレレをひいて
まやさんが
ぐっすり
ねむったころ
またうみへ
あいさつに。
はだしになって
うみに
つかる。
今夜が
加計呂麻の
最後の夜。
それをおもうと
もう
うみから
はなれたくないと
おもう。
でも
おふとんは
お部屋
お部屋にもどって
おとなしく
ねむることにした。
04月09日(火)
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