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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■2011年度中部日本高等学校演劇連盟愛知県支部尾張地区大会4日目&
ついに最終日。
そしてこの日は強豪校を含む3校の上演だ。

まず1校目の一宮高校「下を見上げれば」
仲間への期待やら裏切りやらのお話で、結局権力には逆らえなかったという結末にオイラには見えてしまった。
それに、ただ人が入れ替わるだけの暗転にものすごい時間をかけている。
同時に、非常灯の明かりで照らされぼんやりと見える舞台の中で音キッカケでゆっくりと人が動いている。
暗転は芝居を殺してしまう。
暗転は出来るだけ使わず、使うなら出来るかぎり短くしたいものだ。
そして、このお話のバッドエンドは、何かこんな不安定な時代の中で見たくないなぁ。

続いて2校目の小牧南高校「本日も快晴なり」
かなりいいお話。
戦争が終わって平和な世の中になったと言われているけれど、自殺者が3万人を超え、巷では日常的に暴力が横行している今の時代は本当に平和なんだろうか。
本当にしたいことを諦めて、自分で無理だと決めつけてはいないだろうか。
生きて行く中で辛いことも悲しいこともあるけれど、生きていること自体を楽しんで行こう。
というメッセージの込められた素敵な芝居だった。
もっと場面の気持ちを作り込んで行ければ、きっと大感動呼ぶ芝居になったに違いない。

そして千秋楽は滝高校「ざしきわらしのいるところ」
この芝居の上演時には会場は人で溢れかえり「消防法のため立ち見が出来ない」という非情な言葉が会場内に鳴り響いた。
一般のお客さんを実行委員の高校生たちが会場の外に誘導する姿も結構痛々しいものがあった。
そんな状況で満席の中行なわれた滝高校の上演。
はっきりいってモノが違う。
エンターテイメントとして成り立っているし、スピード感やテンポが他の学校とは段違いだ。
お話の内容もよく練られていた。
場面場面はとってもいいのに、暗転時間があまりにも長いので気持ちが切れてしまうし、そこで使われている曲に気持ちがのってないというか、とりあえず選びました、とりあえずこうやって使っとこかって言う感じで、意味のある暗転になっていない。
また、場面場面によってスピードとテンポにムラが感じられた。
もちろん他の学校に比べれば、劇的にレベルが違うのだが、だからこそ余計にそういった部分がもったいなくって仕方がない。
せっかくだからせめて中部大会で勝負してほしいから、他の学校よりもレベルを上げたコメントをしてみた。
余談だけれど、3月に滝高を見た時に役者紹介で「1年○○です!」と言っていた子が、今回も「1年○○です!」と言ったてのは、オイラの気のせいだったのかな?

そういえば、この日の幕間討論会という質疑応答の中で「暗転がキレイでした」という不思議な言葉を聞いた。
それは暗転中の舞台上の動きのことを言ってるんだろうと思うんだけれど、そこは時間をかけて丁寧に作って行く場面ではなく、出来るだけ短くする(5秒以上やったら芝居が死ぬ)場面だと思っているオイラはこの空間の中ではおかしいのか?

てなかんじで、14時ごろお昼休憩となりオイラは諸事情により退散。
気になる結果の方は、顧問の先生からのメールを待つことにした。
先生からは「いい結果だったら18時頃連絡します。そうでなければ連絡はないと思っていてください。」ということだった。
うーん待ち遠しいと思いながら、待つ身のオイラであった。

しかし、18時には連絡がこなかった。

っていうのは、オイラは別の芝居を見ていたからさ。
で、芝居を見終わった後、携帯の電源を入れた瞬間メール着信が!

・・・・

エロメールだった(汗)

数秒後に、センターに着信のお知らせがあるという通知が来た!!
顧問の先生からだ!!
お知らせ時間は19時30分。
ん、ちょっと遅めの連絡だ・・・

さっそく、折り返し電話をしてみた。
その声は、いつもの先生の声ではなかったなぁ。

「もうしわけないですが・・・」と言う枕詞とともに、落選の連絡。
あらら、ざんねん(泣)


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07月31日(日)
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