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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■2011年度中部日本高等学校演劇連盟愛知県支部尾張地区大会3日目
なが〜いタイトルの大会だが、これが正式名称らしい。
で、その3日目に古知野高校が出場する。
朝、会場である江南市民文化会館に到着すると、搬入中の古知野高校の生徒たちと遭遇。
そんな中、顧問の先生の悲鳴が・・・・「道具壊された(泣)」
ありゃりゃ・・・いきなり緊張感の走る展開に。。。
しかし、どうにもならない致命傷ではないようなので、ちょっとホッとする。
そして会館の中へと向った。
この日の上演校は全部で4校。
古知野高校は2番目の上演だ。
最初は津島北高校「ぶち壊し御伽噺」
話自体はとても面白い話になっているし、頑張っている様子はよく分かる。
しかし、この手の行く層にも重なる不条理な展開の芝居はスピードとテンポが命だが、もう一つ乗り切れていなかった感じがする。
役者の稽古をほんのちょっと詰めておこなうと、本当に抱腹絶倒の腹筋のよじれる素晴らしい公演になったかなって思う。
そして、2番目、古知野高校「はないかだ」
先週の稽古で役者の一人が実習に入ってしまい、おそらくまともな稽古をここまで出来ていなかったかもしれない。
しかし、そんなことを感じさせないくらいの芝居で、場面場面もちゃんと成長していて、少なくともオイラが見る限り今までで一番いい芝居に仕上がっていた。
芝居中道具のトラブルもあり、かなりヒヤヒヤしながら見ていたけれど、役者がちゃんと芝居中にフォローしながら、お客さんもいつの間にか道具がトラブったことなんかすっかり忘れて芝居に見入ってくれたかな。
本当にいい芝居になったなぁと思う。
おじさんは涙がチョチョ切れながら感動させてもらった。
カーテンコールの時の役者の表情もみんなよかったし。
君たちは素晴らしい!!
だがしかし、まだ高校演劇の大会としての結果もでていなし、実はこの公演は8月にもう一回上演出来る機会があるので、手放しで喜んでいられないのだ。
次回公演に向けて大きく修正しなきゃいけない点もいくつかあるので、来週以降また頑張って作り上げてもらおうかな。
3番目の一宮西高校「明日のポピー」
ごみ処分場買収用地に生えている思い出の立派な木を巡るストーリー。
この芝居は、今用地買収の仕事をしているオイラにとってはとても身につまされる芝居だったなぁ。
もう少し場面の盛り上がりが作れると、きっとオイラは胸を引き裂かれていたであろう芝居だったなぁ。
ラストの一宮商業高校「仲間という名のBARCE」
うーん、正直なんと言ったらいいか分からないなぁ。
この台本の世界感を表現するには力量が足りない感じがしてしまったなぁ。
と、感想を書くと、古知野高校をひいき目に書いている様に感じてしまうかもしれないけれど、ちゃんと公平な眼で見ているので、実際こんな感じ。
さて、明日は4日目最終日。
恐怖の結果が発表がされる。
みんないろんな状況で必死に頑張って来た結果に順位がつく。
高校演劇ってそういう意味では、満足度以外に評価基準があって残酷な世界だよなってつくづく思う。
各校の上演が終了して、帰る時に顧問の先生や生徒に会ったけれど、役者は概ねひと仕事終えた感じの晴れやかめ表情だったけれど、裏方の中でも舞台監督は特に微妙な表情をしていたなぁ。
ま、おこっちゃったことは仕方ない。
まだ次もあるし、「落ち込むなよぉ〜」と声をかけておいた。
07月30日(土)
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