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兼松孝行の日々つれづれ
by 兼松孝行
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■MOVIE「プレステージ」
「プレステージ」とはマジックで言う三段階のうち「偉業」のこと。

この物語は「瞬間移動」における二人のマジシャンの騙しあいと盗み合いの物語だ。
映画の冒頭に監督から「この映画の結末を誰にも話さないでください」と約束されたので、見た人以外には話さないようにしないと、と思ったけれど、エンディングではなかなか度肝を抜かれた。
一応1920年代ぐらいを舞台にしているので、基本的にアナログな世界を表現しているんだけれど、「瞬間移動」のトリックが片や「完璧アナログトリック」なのに対してもう片方は「オカルト系のトリック」。
後者がどうにもピンとこなくて、そういうところでエンディングで引いてしまったところがある。
前者の「完璧アナログトリック」については、それこそ普段の生活からトリックなので、こっちは映画を見て完璧にだまされたし、エンディングで合点がいった。
素晴らしいエンターテイメントの影には、人知れず(場合によっては人に知られていけない)たゆまぬ努力があってこそなのね。
改めて舞台で勝負するために大事なことをこの映画は教えてくれたような、そんな気がするのだった。
07月06日(金)
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