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to Die
by 293とうめこ
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■葉月に便乗ようちえんさん
今日は灰銀幼稚園のお遊戯会です。
ひよこ組さんの出し物はいったい何なんでしょう?
楽しみですねぇ〜〜★
”残酷絵巻、退廃的少女ノ想像妊娠ハ泥ノ中”←演目のタイトル
薫「・・・・・・・・・・・・」
心「・・・・・・・・・・・」
薫「先生・・・・・」
心「はい」
薫「子供達は何をするんでしょうか・・・・」
心「知りません」
薫「知りませんって!あんた先生でしょうが!!」
心「自主性を尊重してみました」
薫「させすぎです!!」
スルスルスル・・・・(幕が開きました)
薫「あっ!堕威くんやぁ!!」(カメラ構え)
堕「えっと・・・えっと・・・・もう生きる事に意味なんてないわっ」
薫「!!どっ!どういう役やねん!!」
おろおろしながら堕威くんは覚えた台詞を一生懸命復唱中です
堕「あたしはしがない箱のとり・・・えっと・・・京くぅん・・・ふぇ」
でも難しいせりふに堕威くんは泣きそうです。(決して迫真の演技ではありません)
急きょ京くんが堕威の元に走っていきます
どうやら最初の台詞はすべて抜かして次の演技に移るようです。
京「お前は今日から俺のもんや!逃がしたらへんからな!」
そう言って京くんは堕威くんにちゅーっと口づけです!
かなりお遊戯会には似合わない内容のお話の様です。
薫お父さんはそれを見て鬼の形相。
京「(ほんまはコレもっと後にするんやったけどしゃーないよな♪)」
京くん、そう考えながらも嬉しそうですねぇ??
薫「おっ!俺の堕威くんを傷モノにぃい!あんガキやぁああ!」
心「いつか親は子離れしなくちゃいけない日が来るんです・・・」
薫「はやすぎるっちゅーねん!!!」
堕威くんはそれに動じるわけでなく、京くんの唇が離れると、
不思議そうな面持ちで京くんに訊ねました。
堕「なんで京君から逃げなあかんの?俺京くん大好きやで?」(素)
おや、堕威くんはすっかりお芝居の事を忘れてるみたいですね
堕「それとも京くん・・・俺んこといじめるん・・・?うるうる」
京「そんな事せーへんっ!!俺堕威くんとずーっと一緒におるよ!」
京くんも劇の事・・・すっかり忘れてますねぇ・・・・・
ばちこーーーーいっ!!
京「痛い!!!」
そのときです、裾の方から敏弥くんが来て京くんを叩きました。
敏「二人とも何素に戻ってんだよ〜〜!僕の役ができないじゃん〜〜!」
敏弥くんは大泣きしながら京くんを叩き続けます。
堕威くんはびっくりしながらも敏弥をなだめにかかりました。
堕「ごめんな!敏弥!俺が台詞忘れたから・・・今からでも遅くないよ!」
敏弥「えぐっ・・・・・・ほんまに?」
堕「うん!きつねさん、やったらええやん!!」
おい、この劇にはきつねの出る幕は有るのか
敏「うん!俺やる!」
敏弥くんはにっこりと笑顔を見せ、
奥からきつねのお面を持ってきてかぶりました。
敏「はーはっはっは!この娘を返してほしくば俺の城に来い!明日の午後3時だ!!いいな!!」
京「だいくぅうううううんんんん!!!!」
堕威「えっと・・・きょうくん!たすけて〜〜〜!!」
敏弥「はーーーはっはっは!!!!」
スルスルスルスル・・・・・(閉幕)
『・・・・ひっ・・ひよこ組さんのお話劇でしたー・・・・』
・・・・・・・ぱちぱちぱち・・・・・・・・・・・・
心「・・・・みんな、頑張ったね・・・・」
薫「(こんな幼稚園入れるんじゃなかった)」
こうして無事お遊戯会は終わったのでした★
えんど
演出は京くんです。
そして葉月へ
ごめんなさい・・・・・・・・・
10月13日(月)
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