ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■葉月に便乗ようちえんさん
今日は灰銀幼稚園のお遊戯会です。
ひよこ組さんの出し物はいったい何なんでしょう?
楽しみですねぇ〜〜★


”残酷絵巻、退廃的少女ノ想像妊娠ハ泥ノ中”←演目のタイトル

薫「・・・・・・・・・・・・」

心「・・・・・・・・・・・」

薫「先生・・・・・」

心「はい」

薫「子供達は何をするんでしょうか・・・・」

心「知りません」

薫「知りませんって!あんた先生でしょうが!!」

心「自主性を尊重してみました」

薫「させすぎです!!」

スルスルスル・・・・(幕が開きました)

薫「あっ!堕威くんやぁ!!」(カメラ構え)

堕「えっと・・・えっと・・・・もう生きる事に意味なんてないわっ」

薫「!!どっ!どういう役やねん!!」

おろおろしながら堕威くんは覚えた台詞を一生懸命復唱中です

堕「あたしはしがない箱のとり・・・えっと・・・京くぅん・・・ふぇ」

でも難しいせりふに堕威くんは泣きそうです。(決して迫真の演技ではありません)

急きょ京くんが堕威の元に走っていきます

どうやら最初の台詞はすべて抜かして次の演技に移るようです。

京「お前は今日から俺のもんや!逃がしたらへんからな!」

そう言って京くんは堕威くんにちゅーっと口づけです!

かなりお遊戯会には似合わない内容のお話の様です。

薫お父さんはそれを見て鬼の形相。

京「(ほんまはコレもっと後にするんやったけどしゃーないよな♪)」

京くん、そう考えながらも嬉しそうですねぇ??

薫「おっ!俺の堕威くんを傷モノにぃい!あんガキやぁああ!」

心「いつか親は子離れしなくちゃいけない日が来るんです・・・」

薫「はやすぎるっちゅーねん!!!」

堕威くんはそれに動じるわけでなく、京くんの唇が離れると、

不思議そうな面持ちで京くんに訊ねました。

堕「なんで京君から逃げなあかんの?俺京くん大好きやで?」(素)

おや、堕威くんはすっかりお芝居の事を忘れてるみたいですね

堕「それとも京くん・・・俺んこといじめるん・・・?うるうる」

京「そんな事せーへんっ!!俺堕威くんとずーっと一緒におるよ!」

京くんも劇の事・・・すっかり忘れてますねぇ・・・・・

ばちこーーーーいっ!!

京「痛い!!!」

そのときです、裾の方から敏弥くんが来て京くんを叩きました。

敏「二人とも何素に戻ってんだよ〜〜!僕の役ができないじゃん〜〜!」

敏弥くんは大泣きしながら京くんを叩き続けます。

堕威くんはびっくりしながらも敏弥をなだめにかかりました。

堕「ごめんな!敏弥!俺が台詞忘れたから・・・今からでも遅くないよ!」

敏弥「えぐっ・・・・・・ほんまに?」

堕「うん!きつねさん、やったらええやん!!」

おい、この劇にはきつねの出る幕は有るのか

敏「うん!俺やる!」

敏弥くんはにっこりと笑顔を見せ、

奥からきつねのお面を持ってきてかぶりました。

敏「はーはっはっは!この娘を返してほしくば俺の城に来い!明日の午後3時だ!!いいな!!」

京「だいくぅうううううんんんん!!!!」

堕威「えっと・・・きょうくん!たすけて〜〜〜!!」

敏弥「はーーーはっはっは!!!!」

スルスルスルスル・・・・・(閉幕)

『・・・・ひっ・・ひよこ組さんのお話劇でしたー・・・・』


・・・・・・・ぱちぱちぱち・・・・・・・・・・・・

心「・・・・みんな、頑張ったね・・・・」

薫「(こんな幼稚園入れるんじゃなかった)」

こうして無事お遊戯会は終わったのでした★



えんど


演出は京くんです。
そして葉月へ

ごめんなさい・・・・・・・・・
10月13日(月)
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