ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■ネタバレ御免!今日のTVでのPV放映で確認をば・・・

薫は唸っていた。
今回新たに出来たPV、
皆(色んな意味で)やれる所までやった。
自分も・・・
出しきれていない感が否めないものの、
できるだけの事はしたと思う。
まぁ、満足のいくPVが出来たと思うのだ。
しかし・・・・
しかしである・・・・・
そんな薫の勇士を
薫と自分達の作品を
目の前に座る赤毛の恋人は
あろう事か


爆笑で蹴り倒した。


「あははははっははははああっはああ!!!!!」
堕威はこのくそ真面目なPVを見て、
というより自分の恋人を見てあからさまに
大爆笑していた。
「五月蝿い!!堕威!」
薫をそれを忌々しく睨むが、
今の堕威はそれどころではなかった。
「あははっは!!薫くん!薫くん!頭!!あっははっはあははは!!」
「お前笑いすぎやーーーーーーー!!!(泣)」
何故こんなにも堕威は笑うのか?
答えはすべて映像の中にあった。
堕威がひーひー言いながらビデオを巻き戻す。

キュルキュルキュルーーーーー

そして再生した画面に数秒して映ったソレ。

薫のはげ上がった頭に血管が這うその映像・・・・

そう・・・・・・・

薫の


ハゲ・・・・・・





「あはははははははははっははあはは!!!!」

堕威はその薫の・・・

---よく言えばスキンヘッド
悪く言えばハゲ---

にいたく笑いのつぼを刺激されたらしい。
「薫くん!これ自前!?めっちゃ暴露してもーてんなぁ!!」
目もとの涙をぬぐいながら腹を抱え、
堕威は薫にそう言う。
「自前ちゃうんはお前がよー知っとるやろぉがぁ・・・・!!!泣」
堕威の言葉がちょっとしたお遊びであるのは
薫も察しているのだが・・・・
近頃の自分へのファンの言様を思い出すと
ついつい必死になってしまうのも
当たり前だと言うと当たり前な気もする。
「あははは!薫くん・・・感動をありがとう・・・!」
堕威はまだ笑いの治まらない顔で
薫にそう言う。
「ありがとう・・・」
「身を切る様な演出・・・ありがとう・・・」
「あながち、嘘とは言い切れない演出・・・ありがとう・・・」
堕威に便乗して横で一緒にPVを見てた
京、敏弥、心夜の3人も
各々自由な感想を述べ・・・・・

哀れむ様な顔で薫を見つめた

「おどれら!儂を舐めとんのかボケェーーーー!!」

薫の怒声が部屋中に木霊する。
その日、その声は部屋の中だけでなく、
外にも漏れてしまし、
(このPV観賞会は薫宅で行われていた)
薫はその後、近所の人にひたすら謝らなければならなかった


ーーーーーー夜

「んっ・・・・・・・・」
薫が堕威の首筋に顔を埋める
「薫くん・・・くすぐったいわぁ・・・ふふ・・・v」
堕威がクスクス笑いながら薫の髪を梳く
薫は堕威の顎にちぅっと吸い付く様にキスを落とすと、
堕威に微笑んだ。

なのに

目の前の堕威は滅茶苦茶微妙な表情をしていた。
「かっ・・・・かおるくん・・・・・」
「なっ・・・・何や・・・?」
堕威がみるみる頬を真っ赤にしていくのを
薫は見た。
確かに、見た。
「あははっははははははっはは!!!!」
「ぶり返したんかーーーーーーー!!!」
どうやら堕威くん、
笑いがぶり返してきた様です。
「ごめっ!ごめん!!あはは!今日はムリ!でけへん!!あははは!」
堕威は薫にのっかられたこの状況で
腹を抱えて笑っている。
まったくもっておかしな場面である。
「そんな!!俺の元気に育った薫くんJrはどうしてくれるんや!?」
そんな下品な。
「あはは!ごっ!ごめん!俺はもう・・・あはは!むりーーー!!」
堕威はとうとう枕に顔を埋め、
ベットをどんどんと叩き始めた。
「そっ!そんなぁー!薫くんJr!どうよこの人!!」
『酷いや!久々の成長だったのに!!』
薫は心の中で薫くんJrの声を聞き、
そうだよなぁ!っと同感した。

あぁ情けない


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08月25日(月)
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