ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■訣別
あの時、彼が俺達の前に現れたのは偶然だと思っていた。
日差しが眩しい平日の午後
二人の男が歩いていた。
一人は金髪が目に眩しい身長は低め
もう一人は長身で紅い髪が印象的な
そんな目立つ二人であった。
言わずと知れた京と堕威の二人である。
彼らは久々のオフを使い、二人だけで出かけていたのであった。
端から見ると、本当に仲の良い・・・
親友の様な二人。
しかし彼らはそれ以上の存在、
恋人同士なのであった。
それを見詰める一対の瞳・・・
その瞳は執拗に二人を追いかけていた。
気付かずにコーヒーショップで笑いあう二人。
そしてふいをついてキスをする。
堕威の方は京に真っ赤になりながらも抗議している様だ。
二人を見詰めていた瞳は一瞬翳り・・・
次の瞬間にはその対の瞳をもつ存在は二人の方へと歩き出していた。
「珍しい組み合わせやな」
堕威と京が二人で笑いあうその空間。
誰にも邪魔をされない、ひとときの幸せ。
その空間にズカズカと土足で入り込む奴が居た。
しかも・・・・・
二人にとってその声はもう耳にもしたくないものであった。
「きっ・・・kisakiさん・・・・・」
堕威が京をチラッろ伺いながら声の主に応える。
「久しぶりやね、堕威くん」
kisakiは堕威を見てにこっと笑う。
それを見た京はチッとあからさまに舌打ち。
「二人して・・・・忙しいやろ?そっちは。何しよん?」
kisakiは堕威の方を向いてそう質問する。
「あっ・・・今は・・・」
堕威がどうにか応えようとすると
「デート中や。邪魔するな」
京がサッと横槍を入れる。
しかしkisakiはそんな事を気にするでなく堕威の方を見ている。
「髪・・・切ったんやな」
「・・・うん・・・・」
堕威はいたたまれなくてうつむく。
っとふいにkisakiの指が伸びてきて・・・・・
堕威の襟首の頭髪を掠め取った。
堕威はふいの事に躰をビクッと揺らす。
京はそれを見てサッと顔色を変えた。
「お前・・・もう俺等の前に顔出すなゆーとったやろがぁ・・・!!何今頃のこのこ来てんねん!!」
京は拳をわなわなと震わせkisakiを睨み付けている。
「きょっ・・・京!!」
堕威はすかさず京を抑える。
「なっ・・・もうここ出よう・・・!!」
堕威はそう言って京を促すとkisakiをキッと睨み付け店を出て行った。
kisakiはそんな二人の後ろ姿をニヤニヤと見詰め続けていた。
そう
何でこんな事が起こったのか
全てはあの日
既に歯車がまわっていたのだった。
続
くろいー
くらいー
はよ書かないかんたい!!
02月13日(木)
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