ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■散リユク僕ラ
秋風が身に染みる午後の一時。
空の眩しさにまかせて手紙を書いた。
羽ペンの先はヒドク脆く、書いているとインクを飛ばした。
服に染みた青いインク、拭うタメに袖をめくると膚にも染みたそれはとても奇麗で

君ニ見セタイト思ウ程ニ


+散リユク僕ラ+


遊園地というものはとても稚拙で、アナタとでなければ来ようなどとは思わない。
子供も観覧者も
何もかも大嫌い。
ケド君と二人ナラ何だって楽しいんだ


コトバヲ何度モ吐キ出シタケレド
アナタニ伝ワラナケレバ
何モ意味ガナクテ
悲シミノ僕ハ君ノ手ヲギュット握ル


アナタの赤い髪が揺れてイル
貴方の心をそのまま写した様なその色は
艶やかに俺を誘います
明るい貴方はアイス片手に微笑みを浮かべ
色々な乗り物へと俺を誘う
その握る手をスルリと外せば
貴方はどんな顔ヲするのでしょうか?


幾度モ祈ッテミルケレド
貴方ガイナケレバ
何モイラナイカラ
悲シミノ僕ハ君ノ手ヲギュット握ル


君と遊園地へ行く朝
白い僕の吐息が視界を染める
家を出る時間ガ少々送レてしまったので
早い歩調で集合場所へ
集合場所に居る君の所へ


そして

傾いた夕日の中で佇む僕ラ
周りには人は少なく、
泣いてイル子供シカ見あたらないよ
手を握りアッテ歩く君と僕
片方の手には尖った刃
君の胸には朱イ花が咲きました。
僕ニモ紅い花弁が
そのまま
散リユク僕ラ







青ぃインクで書イタ

最後ノ手紙一枚



END

樹脂木さんの唄から取りました。

ふじもるさんはトロイメライといふアルバムが大好きです。

他のは持って無いですが

これは買いました。かなり好き。蒼い鳥とかグライダーとか
01月26日(日)
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