ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■5500番ゲッター磨痴様リク(心×堕)蛙の王様

注意
原作の蛙の王様はあまりにもエグいので
かんなり内容変えてあります。


*****


むかぁし むかし

あるお城に、赤毛の堕威という名の王女様が居ました。

堕威はお城の三女で、そろそろお嫁に行く先を考えねばならないお年頃。

しかし、堕威はことごとくお見合いを断っているのでした。

堕威はお転婆なうえ、少々鈍い所の有る子で、

お嫁に行くよりも

お庭で木に登ったり花を摘んだりする方が良かったのです。

それと、今のお城を離れるのが堕威にとっては嫌で仕方が無かったのでした。

お城の近くの小さな森には堕威のお気に入りの池が有ります。

自然の土地なのに誰かが手入れしたかの様に綺麗な所なのです。

堕威はその池に行けなくなるのが嫌なのでした。

しかし、女王様と王様にはその様な戯れ言は通用しません。

いつの間にか勝手に嫁入り先を決められていたのでした。

「ひどすぎるわ!!」

堕威は池の畔に来て、一人さめざめと泣いておりました。

「お嬢さん、どうしたのですか?」

っとその時、何処からともなく男の人の声が聞こえてきたのでした。

堕威はびっくりして辺りをキョロキョロ見渡しますが、

辺りには自分以外は誰も居ないのでした。

「お嬢さん、こっちですよ」

「えぇ!!」

堕威は声のした方を向いた瞬間驚きの声を上げました。

それもそのはず、喋っていたのは蛙だったのです!!

しかし、堕威は不思議と怖いとも何とも思いませんでした。

逆に蛙に好印象を持った堕威は、自分の事を全て話したのでした。

「おかんたちはわかってない!ここを離れたないんや〜〜!!」

堕威は蛙の前で愚痴を喋りまくっています。

そして、やっと気がおちついた時、あることに気付きました。

「あっ・・・そういやぁ蛙さんお名前とか有りますか?」

堕威は涙を拭いながら問いかけます。

「うん、心夜って言うよ・・・・」

心夜蛙はそう言うとにっこりと笑ったのでした。

その日から堕威と心夜は毎日逢う様になりました。

結婚式までの短い期間で、

お互い今まで一緒に居れなかった時間を埋めるかの様に喋りあいました。

そして、とうとう嫁入り当日、

堕威は何とウェディングドレスを着てお城から逃げ出してきたのでした。

「あんな着飾ってるだけの親父の所になんか行きたくない!!心夜と一緒がいい!」

堕威ははらはらと涙を流しながら心夜に訴えました。

心夜は悲しげな瞳で堕威を眺めていたが、

決心したかの様な顔をし、堕威に言った。

「堕威王女、もし僕と一生を共にしても良いというのでしたら、僕に口づけてもらえませんか?」

それを聞いてびっくりしたのは堕威でした。

相手は蛙なのです、普通の女性などはとてもじゃないけど出来ないでしょう。

しかし、堕威と心夜の愛は強かった、

堕威は何かを決意した様な顔をすると、心夜に口づけたのでした。

するとどうでしょう!!

心夜からキラキラと光りが発せられ、

今まで蛙だった心夜はセミロングの可憐な美青年に変わったのでした。

「昔、敏弥って魔女の恨みを買ってこんな姿になってて・・・」

心夜は堕威をぎゅっと抱きしめながら呟く。

「僕な、山向こうの国の王様やねん、一緒に来てくれる?僕の花嫁さん」

「あっ・・・・・心夜・・・・・行く・・・!!心夜のお嫁さんになる!」

堕威はうれしさのあまり、涙が瞳からポロポロと溢れています。

心夜は堕威の唇を軽く奪うと、その涙たちを唇で掬いました。

二人は仲良く手を繋いで心夜のお城へと行ったのでした。

その後、堕威は親からも嫁入りを認められ、

心夜と二人、良い女王として幸せに暮らしたのでした。

おしまい☆

すいません、かなり短いしなんか甘々も微妙・・・・


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01月21日(火)
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