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to Die
by 293とうめこ
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■銀貨高校〜科学教師敏弥〜6
俺は京くんの言い分が理解できなくてつい問い返す。
「あかんよ!堕威くん美人やし!細っこいし!タッパ有るし!白いし!何よりめっちゃ天然やし!!そんなことしたら鴨ネギやで!!」
「びっ・・・びじん!?ほそっ!?はぁぁぁ!!??鴨ネギ〜〜〜〜!!??」
京くん何言うてんの!!??
俺は京くんの言ってくる理由のあり得なさに目を白黒させる。
「はぁ〜〜〜・・・・堕威くんは自覚無さすぎやで〜〜。そんな色っぽい体してよー今まで襲われへんかったなぁ」
そう言って京くんはため息をつき、何を思ったか俺の二の腕を指でつつっ一直線に撫でた。
「ひぁっ!!!なっっ!何すんねん!」
俺は実を言うとこしょばいのが大の苦手で、人の触られるだけでびくっとしてしまうくらいだ。
前の学校ではそのせいでよく背後から脇をくすぐられていた。
悪友らは怒っても怒ってもやってくんや・・・・・・。
俺は顔を真っ赤にして京くんに抗議する。
目も潤んでいるのだろう。目頭が熱い。
「ほぉ〜〜〜堕威くんって敏感なんやなぁ〜〜。こことかは?」
京くんは俺の抗議を気にするでもなく、感心したかと思うと、俺の首筋をまたもや触ってくる。
不覚にもそこは一番嫌いな部位で・・・
「〜〜〜〜〜!!!!ひゃぁんっ!」
変な声出してもーた上に足がくがくでつい膝が折れてしまう。
倒れそうになった俺は目の前の京くんにがしっと捕まりバランスを取る。
ぎゅっと京くんを抱き締めて目をつむり、体の震えを堪えた。
『気持ちわるい気持ちわるい気持ちわるぅぅいいいい!!!!』
そこここに鳥肌が立ち、脂汗がどっとにじみ出るのがわかる。
そして、ドキドキと高鳴る鼓動も収まり、汗も乾き、さぶイボもとれた頃落ち着いてみて初めて気付いた。
俺京くん抱き潰してる!!!
俺は腕の中の京くんをばっと外し、1mくらい飛び退る。
「ごっ!ごめん!えらなかった!!??ってかあそこめっちゃ弱いから触らんでやぁ!!!!」
俺は再度バクバクいいだした心臓ををわし掴む様に胸元を抑える。
京くんはそんな俺を見てにやにや笑うだけだ。
くっそ〜〜〜!何やそのいやらしい笑みはぁぁ!!
「堕威くんっかっわっいぃ〜〜〜vv」
京くんはそう言いながら自分の足もとに落ちている俺の上着を拾い上げた。
「こんな敏感で可愛い堕威くんはこれ着とかなあかんでvはぃ!」
そう言って京くんはじめっとした俺の体操服を手渡してくる。
俺はもぅ抗議する気力も無くて、ぶすっとした顔でそれを着込もうとした。
っと
「みんなもぅ着てる〜〜?」
寺地先生が帰ってきた。
そしてぱっとこっちを見て一言。
「うーわー、安藤お前めっちゃエロいなぁ。今度先生と不純同性交遊しよぉか?」
真顔でしれっとそんな事を言われてしまった。
そんな綺麗な顔でそんな恥ずかしい事言わんでほしい!!!
「しっ!しませんっっっ!!!!」
俺はそれだけ言うとぱっと上着を着こんだ。
着こんだそれは俺の心同様ぼたっと重かった。
「もったいなー」
何やそんな声が遠くから聞こえた気がするが、俺にはそれは聞こえなかった事にしておこう。
続く
まだ一日が終わらない。
06月15日(火)
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