ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■やっぱやっちゃうよね
蝙蝠達は大きな塊となって旋回すると、
堕威の目の前へとそのまま突進してきた。
ぶつかるっ・・・!
堕威がそう思った瞬間、
だがしかし
蝙蝠達はぶつからず3秒もしないうちに
一人の男へと姿を変えた。闇から出てきたその男は堕威を見つめにこにことしている。
それは、この暗い世界が似合わない程明るいものだった。
多分先程の蝙蝠たちの旋回もただの演出であろう。
男は堕威ににこにこ笑顔でそのまま語りかけてきた。
「やぁ!黒猫!ひさしぶりv元気してたぁ?」
「はぁ?」
堕威はそれに対して情けない声で返答する。
堕威は彼に黒猫と呼ばれる筋合いも無ければ、
ましてや彼とは知り合いでも何でもないまったくの赤の他人だからだ。
「お兄さん誰かと間違えてません?」
堕威は彼のとても人間とは思えぬ出現の仕方を
一気に忘れ去り、ついついそう答えた。
「えー!?堕威くんでしょ!?何言ってんの!!??黒猫ってあだ名が嫌いだからって何もそこまで悲しいつっこみしなくても良いじゃん!!」
男は泣きそうな声で拳を振り堕威にくってかかる。
「えっ!?えっ!!??何で名前知ってるん!?だって俺知らんし!!えっ!?どっかで会った事とか有りますか???」
堕威もそんな男の顔にギョッとしておろおろおたおたしてしまう。
その反応に男は数瞬考えると「・・ああ、そういう事か・・・」
っと独り言を言い、堕威を見つめた。
堕威はその男の視線に居心地の悪さを覚えた。
「うーん、堕威くん、君記憶喪失だね★これは早急に薫くんに知らせなきゃ♪だ・か・ら・・・・・・」
男はそう言って堕威の方ににっこりと微笑む
「だから・・・・・・・・・・」
堕威は嫌なものをその男の笑顔の中に感じた。
「だから!薫くん直々の診断も兼ねて俺達の家に来てもらうね!!!」
「えぇえええええ!!!??」
そう言って男は堕威の腕をひっつかむと
堕威の「こわい!いやだ!たすけてー!」
の言葉を聞き流しつつ、
闇の中へと姿を眩ましたのであった。

そして

そこには何も無かったかの様にまた日常が戻った。




つづく・・・・・・・!!!!


もう続きもの大好きな自分の脳みそが嫌です。

09月14日(日)
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