ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■8500番HIT朱姫様リク(お待たせいたしました)
薫は堕威の去った方向にそう叫び、瞬間後を追う。
「・・・・・・・・・・・・・・」
後に残された敏弥はただただ二人の去った後を見つめるだけだった。
ばたばたばた
どべしゃぁ〜〜
「あうっ」
だだだだっっっ!がしぃぃいい!!!
「捕まえた〜〜〜!って大丈夫か堕威くん!!??」
十数分追いかけっこの末、
堕威の特技、何も無い所でこけるによって
薫はやっと堕威を捕まえる事ができた。
「うぅ・・・・あっ・・・膝擦りむいた・・・」
「えっ!?なにぃ!!それはいかーーーーーーーん!!!」
堕威の膝の傷を見て薫は堕威を抱え上げ
来たときよりも数倍早い速度で楽屋へと戻る。
「そっ!そんな大げさにしなくても!!!」
「あかん!堕威くんの綺麗な足にこんな傷〜〜〜!!!」
「・・・・・・それかい・・・・・・・」
そして薫が堕威の足の処置を(かなり大げさに)すませて
ひと段落ついて、
敏弥がケーキを持って堕威の元に来た。
「ごめんね堕威くん・・・・俺のせいで・・・」
敏弥は申し訳なさそうに堕威にあやまる。
「あっ・・・ええねん!ええねん!悪いんはメッセージカードも読まないで人に自分へのプレゼントあげる薫やから!!」
堕威は敏弥にそう言って頭を上げる様にすすめる。
「ほんとごめんね・・・・・でもすっごい美味しそうな匂いで・・・しかもめちゃくちゃ美味しかった〜〜〜v」
「ほんま!?あれ頑張って作ったんや〜〜vv」
それをきっかけに敏弥と堕威のケーキ談義に花が咲きはじめる。
薫はそんな二人を見て今なら堕威も許してくれるかもしれない・・・・
っといやらしい下心みえみえで堕威に話し掛けた
「なっ・・・・・なぁ・・・堕威」
「・・・・・・・・・」プイッ
堕威はそんな薫の方をジーッと見てそのままプイッと顔を背ける。
「だっだいちゃ〜〜〜〜ん」
薫は今にも泣きそうな声で堕威にすがる。
「きゃははは!!薫くん尻にしかれてやんの〜〜!!!」
敏弥はそれを見て大爆笑している。
「うっ!うるせぇわい!!!!」
「ぷっ・・・・・・くくく・・・!」
堕威はその会話を聞いて忍び笑いを思わず出してしまう。
「だっ!堕威までぇええ(泣)」
薫は情けない顔で堕威を見つめる。
「はぁー・・・もう、しょうがないなー。許したげるからその情けない顔どうにかしいやぁ」
堕威は慈しむ様な笑みで薫にそういう。
それを聞いた薫は主人にほめられた犬の様な表情で喜んでいる。
「だいちゃ〜〜〜〜ん!!!!」
薫はそう叫ぶと堕威に抱き着く。
「はいはい、あぁ〜あ、敏弥ぁ・・・俺なんでこんなアホとつきあっちゃったんだろうねぇ〜〜」
堕威はそんな薫をあやしながら敏弥にそううそぶく。
「じゃあ僕とつきあわない?こんなケーキ作るお嫁さん欲しいなぁvv」
すると敏弥がすかさずそう言うが、
「ダメやぞ!!敏弥!!!堕威きゅんは俺の為にしかケーキ作らないの!!」
薫にそう言っておさえこまれた。
そして薫は敏弥の手から堕威のケーキが入った箱を奪うと
むしゃむしゃと食べはじめ、最後にはすべて平らげる。
「・・・・あほ」
堕威はそれを見てそう呟くが、顔はとても嬉しそうだ。
「はぁ・・・ごちそうさま・・・」
敏弥はそんな2人を見てやってらんねーぜという顔でそう言うと
荷物をまとめはじめる。
その姿を見て六弦隊も帰る用意をしなければならない事に気付く。
「「・・・・・・帰るか・・・・」」
どちらからともなくそういうと二人ともメイク落としにとりかかる。
「なぁ、堕威くん」
「ん?何ぃ〜?」
「今度またケーキ作ってな。その時はちゃんと全部俺が喰うから」
「・・・・・・・・・」
「なっ?堕威くん。作ってな?」
「・・・・・・・しゃあないなぁ」
数瞬の沈黙の後、堕威はそういって薫の言い分を聞き入れる。
堕威が薫の方を見ると、その答えに薫はとても嬉しそう。
堕威はそれに笑みを漏すとメイク落としに本格的に専念しはじめた。
『次はアップルパイとか作ろうかな・・・』
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06月19日(木)
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