ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■訣別 参
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
無言
返答は返ってこない
「堕威くん寝てるんかな?」
京は不安そうに扉を見つめる。
「かもしれないね・・・・京くん鍵持ってるよね?」
敏弥はそう言って扉の取っ手を回してみる、

きぃっ・・・かちゃ
普通鍵のかかっている筈の扉が難無く開いた。
これにはメンバー全員びっくりである。
急いで部屋にかけこみ全室をくまなく探す。
「・・・・・何処にもおらん」
京以外のメンバーは蒼白な顔で辺りをきょろきょろとしている。
部屋中探した。
が、堕威はどこにも居なかった。
しかし、一番最後に帰ってきた京が酷く青ざめた顔で戻ってきた事で
自体は急に一変した。
「ふろ場に・・・・こんなん有った・・・」
それは白いコピー用紙に
”堕威はもう返さない”とだけ書かれたものであった。
「kisakiや・・・!!!」
京の口からその名前を聞いたメンバーたちはびっくりした。
「奴、近頃俺らの前うろちょろしてたねん!
絶対奴や!!あいつしかおらん!!!」
京は鬼の様な形相でそれを語る。
手に握り締めた髪はくしゃくしゃだ。
それを聞いたメンバーは頭から冷水をかけられた様な衝撃に逢う。
『よりにもよってkisaki・・・』
堕威はあの事について気付いたのか、
メンバーは動揺を隠しきれなかった。
そしてここから歯車のズレが一気に大きくなっていくのであった・・・

続く

05月05日(月)
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