ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何故に憂いが宿るのですか
確かに、
責めを果たして居る様に、
映るかも知れない。


自身の歩んだ道と、
其の結果、
其処に創り上げられた物へ。

正面切って、
向いて居る心算かも知れない。




けれども。




其れが、
望まぬ姿で在ったのなら。

其処に、
常に、
後悔の文字を呼び続ける姿で在るのなら。



其処に注がれる、
数多の想いに対して。

何の責めも、
負っては居ないのだ。













娘を抱え、
輪に交じって踊りながら。


 「小坊主家の娘なんだからね。」


事在る毎に、
俺の気概を強い調子で意識させる、
姫の言葉が。

何遍も、
何遍も、
脳裏で繰り返された。




姫自身は。

其の、
門構えの外に在り続けるのだと、
主張するかの様に。
















初遠足に、
大はしゃぎする娘が。

余りに、
鮮やかに映った故か。



腰掛け、
此方を観て居る、
姫の視線が。


半ば楽しげで。

そして、
半ば清々したと言わんばかりに、
想えて終う。






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05月12日(土)
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