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マシンガン★リーク
by 六実
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■ななどあメモその1
おひさしぶりです、ご無沙汰です、こんばんは六実です、マシンガンリークです(久しぶりなので自己紹介から)。
すっかりほこりをかぶっておりますマシンガンリークですが……以下言い訳同文です(こら)。
さて、今更ですが、ななどあ感想文をしたために参りました。
すげえ、今更(笑)
感想文というより、当時感じたこと、そして今改めて思ったことの散文にすぎません。「※個人の感想です」し、残念ながらレポートにもなってないので、観ていない人には全く伝わらないなぁと思います。
が、はげるほどいろいろ考えたので、そしてついった140ではやっぱり書ききれなかったところもあるので、自分なりにまとめておきたいと思います。
[ななどあメモ:七つの扉の物語その1]
前段を省きまして。
まず、最初に七つの扉の話を。タイトルロール(違)ですから。
ユディットがひとつひとつあけていく「青ひげ公の城の七つの扉」。その扉ひとつひとつにいろんなものがちりばめられていた(むしろちりばめすぎていた)(笑)と思うので。
[暴食]
最初の扉は拷問部屋。
そしてそこにいるのは食べ続ける事を罰として課せられた『暴食』と呼ばれる男。
罪として課せられながら、食への執着を正当化し、苦しみながら食べ続ける『暴食』。
そんな『暴食』をいさめようとするユディット。それに、食とはなんらかの殺戮である、と主張する『暴食』。それは屠殺者であるユディットをやんわりと匂わせているような気もします。
ユディットは終始、そんな『暴食』を理解しがたいという顔で見ているなぁと。
「それとも、食べることが快楽であるから」
そう問いただすユディットが、すこし姿勢を正して、敢えて視線を『暴食』から外してまっすぐと彼方を見て構えるのが、まるで「快楽」という言葉を口にすることを厭わしいと思っているような感じだったのがすごく印象的でした。
幼い飢えた子供から食べ物を奪ったという『暴食』に与えられた「食べ続けるという罰」
けれども食べ続けている間は生きている、生きながらえているわけですよね?多くの食という名の死に囲まれて、ただ、『暴食』だけが生きているという構図。
逆にこの罰を与えるということは、生かすということではいのかなと。食べ続けないと殺されるから、食べ続ける。
ユディットが「神に背いてまでも食べ続けたいのですか!?」と示唆したとき、『暴食』が動揺する。そしてユディットにすがるように、「本当は……」と。
本当はこんな事はしたくない、けれども死にたくない、と訴えるかのようで。
それとも『暴食』は、やっぱり罪を正当化するために食べ続けているのだろうか。あの大演説もすべて、今受けている罰を罰ではないとしているような。それがユディットの「神にそむいてまで食べ続けたいのでるか?」という問いかけに対して「本当は…」
最後、力づくで連れ去られる『暴食』。「まだごちそうさまって言ってないでしょう!」と叫ぶのは、食べきらなければ殺されるからか。
けれどもあの後、『暴食』には(食べ続けなかった事への)罰としての死が与えられた訳ではなく、執事曰く「また何か食わせろと言い出すのですから」という。
結局、死を与えることを許さないことが罰なのかなぁ。
目には目を、歯には歯を、けれども死には生という苦行を与える。
もしかしたら死なない苦しさを知っている公爵故の罰なのかも、と。
(というのを、これを書いている三ヵ月後に思い至ったという……え?)(笑)
[肉欲]
二つ目の扉。宝物庫。
そしてそこにいるのは「女とみればそうしないではいられない罪人」。『肉欲』
多くの女性が『肉欲』に捨てられて命を絶った、間接的な殺人罪、と執事は説明する。
婚礼の後に公爵と踊るかもしれないから、とユディットとかなりきわどい(けれども美しい)ダンスをする『肉欲』。
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06月10日(日)
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