ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
[826293hit]
■スミレの花の咲くころに
月一更新に近くなってますすみません。
相変わらず近況はついったでになってます六実です。
そして相変わらずヅカヲタしてますよー!(皆知ってるから)
雪全ツのホモの館(つうかまっつさん全般)に震撼したり、マトさんラスト中継で号泣したりもしていますが、今日はGWの話を。
今年のGWは飛び石もお休みになったので、ものすごい遊びまくりました、前半は旧交を暖めたり、後半は初台に通ったり、通ったり、通ったり……というわけで舞台「スミレ刑事の花咲く事件簿」の話をしてもいいかな?(満面の笑顔で)
若干ネタバレ含みます。
あといつものことながら「※個人の感想です」
[ナツキノート:スミレ刑事、というか役者ミズナツキさんの話]
スミレ刑事、というかスミレラボ(書籍、CSドラマ、DVD、舞台の連動企画)の話はちょっと別にまとめるとして、「役者・ミズナツキ」の話をしたいと思います。
スミレ刑事、というだけにナツキさんへの宛書きだし儲け役だし(私は素直にそう思いました)、お膳立てがされている訳ですが、それを差し引いても十分な「役者」ぶりだったなぁと思うのです。
あのサイズの劇場で小劇場出身のひとたちに囲まれて、男役をとっぱらっても役としてあんなに解放できるとは思ってなくて、それがもう嬉しい誤算でした。
在団中の「ミズナツキ→男役→役者」という図式から男役をとっぱらったらどうなるかなぁと思っていたんですが、考えてみればタカラヅカの晩年に演じていたのが「男役というより人間」だったと思うので、最終形態は「ミズナツキ→役者→男役」という図式だったのかな、と。だから男役をとっぱらっても「ミズナツキ→役者」という図式にはなんら変わりなく、すんなりと入れたのかなぁと、思っています。(あくまで個人の感想です、です)。
後はナツキさんの謙虚な姿勢もあると思うんだよね……周囲から大いにいろんなものを吸収したんだろうなと感じました(あくまで個人の感(略))
話は少しそれますが、今回まひろが唯一の女性演者で出ておりました。それもまあ親切設計(笑)で、割と長身の男性陣が多い中、女子としてナツキさんとまひろが並ぶと、「この世界では女子の平均身長は168です」みたいな不文律が成立して、ナツキさんも女子に見えるという(笑)。
女優麻尋えりかの舞台は2月にSETプロデュースの舞台を見てて、その時にもすっかり女優だなぁと唸ったのですが、今回もむっさんが大好物な「やくしゃ」ぶりを発揮していてもうなんて俺得!だったのです。
で、お気づきかと思いますがナツキさんは「役者」でまひろは「やくしゃ」。
ふたりの役者のタイプがまるで違うなあと思ったのです。ナツキさんは緻密な計算と努力の上に役を組み立てるタイプで、まひろは天性の勧というか憑依型の「やくしゃ」(ちなみに大真くんも「やくしゃ」)
タカラヅカの頃からナツキさんの芝居は緻密に構成されていると感じていました。芝居があまりぶれない(これはプチミュで公開されていたナツキ台本を見たときに、言葉の抑揚まできっちり書き込んでいたのを見て再確認もしました)。かたやまひろや大真くんは感性でやっている部分が多くて、毎回芝居が違ったりする(でも役としてはつながっている)。まあ、そもそもの立ち位置が違うとはいえ、分かりやすく言うとそんな違いです(全然分かりやすくない)(笑)。
私の好きなのはご存じの通り後者の「やくしゃ」です……と思いつつナツキさんの舞台に惹かれるはその計算された演技の下に、本気というか熱さがかいま見えるところなのかなぁ……。タカラヅカ時代もうっすらそれを感じていましたが、男役という殻をとったらそれが明確になったって感じです。
つうか伊原すみれがそもそも男役の延長線上じゃん?と言われるかもしれませんが、男役の延長線上ではなかったと私は思います。けれども女優でもなかった。ただ今のミズナツキをそのまま舞台に乗せると昔とった杵ヅカで、ああいう男役っぽいマニッシュな役者になるのかなぁと。あくまでも、今は。
[5]続きを読む
05月07日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る