ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
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■王家に捧ぐマシンガン3
 その前に。

[続スカステメモ:魅惑の涼紫央トークショー(どこ修飾しているんですか)]

 今回も「タカラヅカ大好きっコ」ぶりがネタとなっていた涼さん。曰く「皆さん(ファン)がやっている事はたいていやってました。入り出も立ち見もお茶会もDSもチケット並びも……」と。でもひとつだけやっていないことがあるわ(アイーダ口調)。……「サイト運営」(笑)。やったら面白いのに(超無責任発言)。


 場も和んだところで(和んでない)。
 王家に捧ぐマシンガン、今日はエジプトークです。
 できるだけ短く!できるだけ簡潔に!(全く効果のない呪文のようだ)。



===== この辺、後にアムネリス様に塞がれる地下牢の入り口
                 (予防線と言いたいらしい)===== 


 ……だんだんボケきれなくなってます(がくぜん)(そういうところに無駄に一生懸命だよね、このひと)


[ラダメスの二つの過ち、三つの平和]

 ラダメスの過ちは、自分とアイーダの間にある障害をエジプトとエチオピアの戦いだと思い、平和になれば(戦いがなくなれば)、その障害が無くなるのだと思っていた事だと思うんです。でも実際はこの二つの国の間の障害というか埋めがたい溝は「戦い」だけではない。「神の国エジプト」「大地の国エチオピア」、二つの国は戦いがあるから対立するのではなく、対立するから、対立せざるを得ないから戦う訳で。それこそ「戦いは新たな戦いを生むだけ」な訳で。
 勝利の褒美は「エチオピアの開放」ではなく「アイーダ」にすりゃいいじゃん!(ひかちゃん口調)と誰もが思うと思うんですが、それを言わなかったラダメス。エチオピア開放の意味は戦いに勝ってから言う、と言っていたラダメスは、どうしてもエジプト(勝者)・エチオピア(敗者)の立場でアイーダに接したく無かったんじゃないかと思いました。その気になれば勝者であるエジプトのラダメスには、アイーダをどうとでも(言葉の通り)できたはずですが、それをしなかった。二人の間の障害、というか二人の立場を対等にしてアイーダに接したかった、それをした上で愛を告白したかったんじゃないかと。そう思うとピュアな人だなぁと思ったり。

 本公演の頃は「平和、平和って、じゃあラダメス先輩の言う平和って何よー?」と結構カチンときていたんですが(特に一幕最後とか)(単に女を手に入れる為の大義名分で「平和」と言っているしか思えなかった)、今回感じた「『平和』という概念がない世界」と思うと、割と納得出来たりします。一幕最後でラダメスの主張する「平和」は、具体的なビジョンというよりも、ものすごいドリーム、いっそ妄想だったんじゃないかとすら思えます。戦いが無くなる=平和、戦いが終わる=皆がひとしく認め合ってお互いを許せる……訳がない、というかそんな事誰もが「ありえない」と思っていた。それでもファラオの一言でそれが現実になってしまう(歴史のちょっとした歯車の狂いとすら思えます)。
 『平和』という概念がない世界にラダメスの主張は言わば「時期尚早」だった。それがほんの少しの歴史のずれで、突如『平和』という概念が、いや言葉と事実だけがこの二つの世界に覆い被さってしまった。
 それだけだったら、多分その「時期尚早」な『平和』(=一つ目の「平和」)は歴史的に流されて終わってしまったと思うんですが、ラダメスがそれを頑なに『平和』だと信じ続けた事が二つ目の過ちだったんじゃないかと。けれど時期尚早な『平和』、「これがあなたの望んだ平和ですか」と問われた一つ目の「平和」を信じつづけた事がまた、ラダメスの強さであったと思うんです。アイーダを強く愛するようにその『平和』を強く信じつづけた。

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02月17日(木)
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