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マシンガン★リーク
by 六実
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■「今日から同じお部屋なの、よろしくね」
・総じてサヨナラ色にも染まらず(詳細は後述)、泣く事もなかったのですが、最後のとうあすデュエットには、泣くまでいかなかったものの「ぐっ」となりました。れおんがあすかちゃんのローブをとって、さあお行きと背中を押すところ。ただそれも「サヨナラだから」っていうより、「とうあすだから」っていう感じだったんですね。博多座の時からずっと見ているとうあすの中にあるえいえんとか、いとしさとか、やさしさとか。伝わりがたいのですがそういう感じ。
[星組メモ:麻尋の話]
で、なんでそんなにサヨナラ色に自分が染まらなかったのかというと、まあ芝居はサヨナラ以前にフリーズした(笑)っていう理由なんですが、一番は、私がメインで見ている麻尋しゅんさんが退団者オーラを全く漂わせていなかったせいかなぁと。あんなに退団公演マンセー(?)な作品なのに(笑)。
「男役麻尋しゅん」としては、芝居もショーも、実に今の麻尋らしくてよかったなぁと思ったのです。ここ数年ずっと観てきて、あの男役という名前の刀をがむしゃらに振り回すでもなく、迷走するでもなく、去年のWSから「ちょっと落ち着いてきた。何か掴んだかな」と思った延長線上に、今の麻尋がいるみたいな。なんか「いい男役になったなぁ」としみじみしてしまったんですね。その事実に満たされて帰ってきたという……え、これ退団公演なんですが!(笑)。
でもその時思ったのですが、それはそれでいいんじゃないかなと。確かに今回で退団で、これから先麻尋の舞台は観られないわけで。でも私は退団者の麻尋しゅんを好きになったわけじゃなくて、男役麻尋しゅんを好きになったんだよな、と。これは↑で言った「サヨナラで泣いたんじゃない、とうあすだから泣いたんだ」と同じ文脈だし、スカピンの新公の時に言った「麻尋の新公が観たいんじゃない、観たい麻尋がたまたま新公学年だった」っていうのにも近いような。……なんだか非常に逆説というか、変な論理をこねくりまわしているようですが(笑)、これが今時点の私のきもちです。
これで最後だからではなく、
これからもう観られないからではなく、
私は今のあなたを観たいから観ている。
タカラヅカの「退団公演」は別れの儀式であるから、本当はサヨナラ色にひたって、わんわん泣いて、それで自分の気持ちのオトシドコロを見つけて、最後に泣いて笑って見送る、が正解だとはわかっているし、こんなにある意味のんきに構えていて、東宝来たら慌てるんじゃないかとか思わなくもないんですが(確率は相当高いよな、まだ一回しか見てないわけだし)、まあそれはそんときですよ。大真くんの時なんか、大楽の芝居で大慌てしてもなんとかなったし(笑)。
なんとなく、自分なりの見送り方は見えてきたかなぁと思っています。
という訳で、東宝に続く。
[星組メモ:おまけ]
今回のあたらしいかけざん:十碧×真風。
(芝居で並んでいるのを見て、実にいい並びだと思ったのです、中身は未知数ですが)
03月01日(日)
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