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マシンガン★リーク
by 六実
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■「ひとかけらの勇気」
・そんなピンパーネル団。物語が始まった時から全員ピンパーネル団じゃなくて、途中で勧誘する場面が入ってびっくりしました。ええ?その人たち単なる貴族の気のいいぼっちゃんたちでトモダチじゃん、そんな簡単に仲間にしていいの?つうかサークル活動じゃん!と(笑)。いや最初からパーシーがそういう意図でトモダチにしていたのならいいんだけど、明らかに彼ら、役に立たなそうなんだもん(笑)。でもその後の「デイドリーム号」での甲板の場面がきらっきらしちゃってて、なんだかものすごくピュアなものに溢れていて。彼らは気のいい貴族のぼっちゃんたちだけれど、ただ「ひとかけらの勇気」を持って、そんな危険にまで飛び込んでしまう。……なんか、妙に打たれてしまったよ……部活にかける青春っていいよね!(そこに持っていくな)。
・で、そんなおぼっちゃん達が、洗濯女に変装して、同じく洗濯女に変装して逃げようとしていた貴族のマリーノとエレナ様を助ける場面が、最高に楽しかったです。洗濯女なのにこんなにきれいな手なはずがない!と問い詰められるマリーノを「この子は洗濯物をたたむ係だから手がきれいなんだよ」言うしぃちゃん「あたしはつるす係だよ」と涼さん「しばる係もあるよ」「しばく係あるよ」「たたく係もあるよ」「たらす係もあるよ」……あれ?違う話になってる(わざとのくせに)。
・すみません、ピンパーネル団に食いつきすぎです自分。でも好きなんだ。
・ところで、マリーノのシャワーキャップがかわいくてね!。舞踏会の女も盛りすぎてんだけど、あのリーゼント前髪がいい感じにデコかくしてかわいくてね!やっぱりデコか、デコが鬼門か、でもそのデコも好きだ。ところで今回、百毬というあたらしい食い合わせ(かけざんですらないのか)(笑)が生まれました。おいしくいただきました。その他、エレ毬も涼毬も見られて、まりのゆい部としては非常に収穫でした。
・それでパーシーの話なんですが(普通は最初にそれがきます)。
もうただただトウコさんの芸達者さに圧倒されちゃっているんですが、よくよく気をつけると、すんごいカワイイ人だよね!だって「マルグリットに恋する君はまるで少年のようだった」って言われちゃうんだよ?マルグリットの気持ちがわからないって枕を涙で濡らしちゃうんだよ?うわあ……。すごいラブラブな結婚式の場面が入る以外は、パーシーとマルグリットのそういう蜜月期の場面ってないんですよね?お互いへの疑い心から始まっちゃうので。それがちょっと観たかったなぁと思いつつ、まあそれはSSとかにすればいいんだよな、と(間違っています)。
あの頃の私は革命の理想を追うことに疲れて、革命の現実に絶望していた。
そんな時に、あの人に出会った。パーシー・ブレイクニー。
彼は出会った私に、イギリス式の慇懃なお辞儀をした。最初はわからなかった、それが真面目なのか不真面目なのか。けれども私は何故かイラついて、その感想を言葉に出した。
「真面目なの?それともふざけているの?」
「お望みのままに」
そうして彼は更に慇懃な仕草で私の手を取り、くちづけた。それがやっぱり真面目なのか不真面目なのかわからなくて、けれどもそのどちらでもあるようで、けれどもそのどちらも、真面目にも不真面目にも彼は真剣でいるようで、なんだか、それがおかしくなってきてしまって、思わず笑ってしまった。
「やあ、ようやく笑ってくださいましたね」
後で聞けば、あの頃の私は常に疲れた気難しい顔をしていたのだという。彼はそれにどうしていいかわからなかったという。途方にくれたのだという。けれどもどうしていいかわからないと言いながら、彼は私を笑わせてしまった。
後で聞けば、彼はあの時にはもう私に恋していて、そして後で思えば、私はあの時に、彼に恋をしたのだった。
ルサンク早くでないかなぁ……。
06月23日(月)
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