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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「GQ台湾」6月号・3●新予告編
また少しずつ。
まず自分が納得しないと
演技者として、金城武はまず自分できちんと納得しようとする。
役に説得力が感じられないと彼はやらない。
ピーター・チャン監督は「武侠(捜査官X)」のプロモーションでインタビューを受けたとき、
出演させるのが一番難しい俳優は金城武だと言ったことがある。
いつも脚本を読んではまず断る。
出演をOKした後も、一連の「なぜこの役が必要なのか、
削ってしまったほうがもっと良くなるのではないか」といった考証過程が続く。
「そうなんです、ぼくは監督にずっとこう聞いていたんですよ、
ねえ、監督、どうして僕のこの役がなくちゃいけないんですか?
削ってしまえば、脚本はもうそれで完全に成立するでしょう、って」
その後、監督と少しずつ話をし、次第に徐百九という役をより理にかなったものにしていった。
撮影に入ってからも、彼はまだ自分がちゃんと演じられていないと感じて、
行き詰まっていた。現場のスタッフの四川訛りを聞くまでは。
「それがどこの訛りかはわからなかったけれど、とてもいい感じだと思ったので、
徐百九に四川訛りを喋らせることにしたんです。監督もいいと思ってくれて」
こうして我々が「武侠」で見た方言丸出しの金城武が生まれたのである。
「現場ではでたらめに喋っていたから、後でアフレコするとき苦労しました。
分かる人は滑稽だと思うでしょうね、でたらめだから」
なぜアクション映画にあまり出ないのか質問したときも、
自分が納得できないとやらないという考え方は同じだった。
「昔はやりましたよ。でも、後になって自分が中途半端な演技だなって感じたんです。
武術を習ったことがあるのとないのとの差は大きい。
本当はアクション映画は好きなんです。
でも、その動きやってみろと言われたら、動けないなと感じる。
観客が気にするかですって? わからないけれど、自分が観客なら気になります」
(続く)
●新予告編 17:20
2つ目は澤坤と雅子特集だったので、番外として、
全員が出てくる正式な予告編がYouTubeにアップされました。
これはちょっと期待してしまう仕上がりですね。
字幕が繁体字です。
武のいた永遠さんが、綺麗な映像を紹介してくださっています。
全画面で見ると迫力あります。→こちら
BBS ネタバレDiary 12:30
07月07日(火)
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