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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■お久しぶりの金城武(黄子佼)上●台湾シチズン来年も!?
なかなか時間がとれず、台湾「太平輪」鑑賞報告もできぬまま、
明後日はおおみそか!
いくつか面白い文章もあり、この「上」プレミア・公開のプロモも一段落の間に、
少しずつ訳してみたいと思いつつ、まとまった時間がとれそうにありません。
12月14日の南都都市報に、台湾の司会者、黄子佼(ホアン・ズージァオ)が
自分のコラムで金城武のことを書いていました。
でもこれは(上)となっており、(下)はいつ載るのかと待っていましたら、
ようやく28日にアップロードされました。
黄子佼はキャリアのある司会者で、過去のテレビ番組でもよく姿を見ることができます。
先日の「太平輪」台湾発表会の司会者でもあったので、その感想を書いた文章は面白く、
まず、これから手を付けることにしました。
上下合わせると結構な長さになるので、2回に分けたいと思います。
記事元はこちら → (上) (下)
お久しぶりの金城武
本当に久しぶりの金城武だった。
前回彼の姿を見たのは、かれこれ3年前、台北でのこと、
ピーター・チャンの映画「武侠」の記者発表のときである。
あの日、やや緊張した空気が漂っていた。
というのも、ちょうどそのとき、彼の噂がニュースで出たばかりだったので、
マスコミは一体彼がどう答えるのか、あるいはまったく答えないのか、と
明らかに待ち構えていたからである。
意外にも、デビューして長い彼は、泰然とおおらかに簡潔に説明をしたのだった。
その態度は誠実でゆったりとしていたので
(その上ハンサムだから、何を言おうと基本的にみなOKなのだが)、
彼は公の説明をマスコミに流すことができ、
マスコミは無事記事を書くことができて、誰もが喜ぶ結果になった。
そう、多くのスターはプライバシー領域のことを突き付けられたとき、逃げ隠れたがる。
神秘を装う? 本当に控えめなのか?
あるいは意図的にマスコミを操作して話題を作り出し、秘密はコントロールする?
実は、どれもありうる。
だが、金城武は、普段は神出鬼没でまことに控えめだ。
ところが今年水かぶり≠フチャリティー活動で指名され、
彼もすぐに動画をアップロードしてそれに応えたのだ。
しかも除湿器の廃水を使い、環境保護の新機軸を打ち出しさえした。
だから、彼は神秘なのか? あるいは世俗を超越していると言うべきなのか?
デビューしたころの彼は、一見してアイドルスターの雰囲気があったが、
歌壇の才子、陳昇(ボビー・チェン)の弟子となり、
それゆえ最初のアルバムのときは、まだ陳昇風味の台湾語の歌を歌っていた。
その後アイドル映画に次々と出演し、
また様々なプロモーションでバラエティ番組にも出演、
司会者とコントをやったりした。
日本の血を引く彼は、のちに日本進出に成功、ドラマや映画にいくつか出て、
その中には、当時はまだ新人だった深田恭子をスターにした作品もある。
まもなく、出演作の数はどんどん少なくなっていった。
まだまだ若いのだから、引退する時期などでは全然ない。
しかし彼には自分のリズムがあり、CMと映画の仕事だけを中心とするようになった。
だから、今年、「太平輪」ゆえに、姿を現したのである。
台北での記者発表会の席上、マスコミと私のみんなが、
彼にもっと頻繁に姿を見せてほしいと心から願い、
彼もまた、やってみましょうと承諾した。
けれども、彼は真剣にこう説明もしている。
「わざと神秘ぶってなんかいません。
CMもふくめて全部作品として真剣に取り組んでいます。
映画ですか? いい脚本に出合っても、「太平輪」なんかは、
最初の話し合いから撮影まで1年以上かかって、
その間ずっとクランクインを待っていなくちゃならなかった。
だから、3年に1本しか出ないように見えるけれど、
本当はそんな長く空けていることにはならないんじゃない?」
彼の言うことも間違いではない。
大スターの多くは必ずしも3年に1本とるとは限らないし、
彼は3年の間に少なくとも、
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12月30日(火)
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