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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■上海プロモの記事(都市快報)
昨日のプロも関係のニュース等がいろいろと出ています。
が! 訳す時間が足りない! 様子がよくわかるのは揚子晩報の記事。
これは訳出したいと思いますが、長いので、とりあえず、
プロものレポというよりは金城武についての記事という感じのを1本。
金城武は昔のままに素敵
彼は決していい加減に答えを返さない。誠実そのものの顔をしている。
だが、最後まである距離感がある。ちょうど彼自身のように。
新作「太平輪」を引っ提げて、お久しぶりの金城武が、昨日、
監督のジョン・ウー、主演女優のソン・ヘギョとともに上海に姿を現した。
たとえ、ふつうこの上ない白シャツにスーツ姿であろうと、
金城武が記者発表会の会場に入ってくるや、女性記者たちは早々と携帯をかざした。
その携帯は1時間後にもまだ掲げられていた。いくら撮っても撮り足りないのだ。
「かっこいいわ!」
隣の女性は前の座席の背に最後までぎゅっとつかまり、体を前に懸命に傾けて、
彼から目を離さず、ぶつぶつと独り言を繰り返していた。
後ろにはまた1人、必死で人の群れをかきわけてくるファンの女性が、
たまらずに声をあげた。「金城武、我愛你!」
しかし、檀上の金城武は、まるで関係がないような様子だった。
眼前に見る彼は以前より少し痩せ、スーツのズボンがだぶだぶのようにさえ感じた。
ずっと眉をひそめたままで、目は前方の空間にやっていたり、
あるいはうつむいて自分の足先を見つめていたりしている。
ファンのラブコールがあるときも、目の静かさは変わらない。
蔡康永のあの評が思わず湧いてくる。「彼は自身の美しさに、まったく無関心なのだ」
しかし、取材の記者たちから次々に質問を投げかけられると、
彼はさっと自分の世界から飛び出してきて、まず、礼儀正しく微笑み、
それから天井を見上げてちょっと考え、ゆっくり、とつとつと、
しかし真剣に答えを返すのである。
「質問に答えるとき、彼は相手の目を見るの。
彼と5秒向かい合ったら、頭が真っ白になっちゃった」
前の列で質問をした記者が、発表会が終わった後になっても
まだそのことを思い返していた。
映画を撮るならコメディがいい
17年前のこと、東京のある喫茶店で、ジョン・ウーと金城武は初めて会った。
そのころ、ジョン・ウーはハリウッドでの第1作「フェイス・オフ」が公開されたばかりで、
東京にプロモーションに駆けつけてきていた。
その日、ウーは金城にどんな映画が好きかたずねた。
金城は即座に「コメディです」と答えた。
後にスタッフが友人と彼のことをおかしがって言ったものである。
「頼むわよ! アクション映画だって言わなくちゃ」
2人が一緒に仕事をすることになったのは遅く、10年の後、
やっと金城武は「赤壁」で諸葛亮を演じるのである。
そして今、12月2日に公開を控えた「太平輪」が2人の2度目のコラボである。
しかし、ジョン・ウーと金城武の関係は良く、金城の言葉を借りれば、
「ジョン・ウー監督の映画なら、断る理由がない」のだ。
そしてジョン・ウーの方は「敬い慕う」という言葉で金城武を評し、
彼は「我々が崇拝するスターの気質をすべて備えている」と言った。
「彼には想像力と考えがあり、非常に感性的だ。
もし将来監督になるなら、私はプロデューサーになろう。
コメディを撮ってくれるといいと思うよ」
身に余るほめ言葉に驚く金城は何度も頭を下げ、
若いころはやってみたい気持ちが強かったけれど、大勢の監督と仕事をしてからは、
映画を撮るのはとても疲れることだと思うようになったと言う。
「ぼくは怠け者なので、多分精神力や良い精神状態に欠けると思うんです。
でも、もしも良い脚本に出合えたら、ぼくも試みてみたいと思います」
私生活は3年間ひきこもり
ここ10年近く、金城武は実際ますますものぐさになり、
ネットゲームに夢中になったりして、家にいることを好んでいる。
マスコミの取材を受けることもどんどん少なくなっており、ほとんど隠居生活だ。
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11月26日(水)
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