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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ELLE MEN(中国)の記事(1)●追記
6月末に中国で刊行された「ELLE MEN」7月号の表紙と、
表紙人物記事が金城武です。
映画公開に向けて、少しずつ露出が始まってきたなという感じがします。

早くもELLE MENのサイトで全文がアップされ、写真も見られ、
海外のファンとしては大変便利です。が、雑誌で初めてみる楽しみというのもあるんですけどね。こちら

久しぶりのインタビュー含む記事なので、私も久しぶりに訳してみます。
長いので分けます。写真はサイトでご覧ください。


金城武
俳優でなければ、木を植え、豚や牛を飼う


金城武はマスコミ関係者には、インタビュアー殺しと思われているかもしれない。
しゃべらなすぎるからだ。
もし、1つ質問をして、3言答えてくれれば、それだけで黙ってしまったとしても、
インタビュアーはまず感動の涙を流すだろう。
インタビューの間中、彼はずっと眉をしかめて考えている。
買ったばかりのゲームをどうやったら攻略できるのかを考えているのだろうか?
でなければ、ネットの友人とオフで会った方がいいだろうかとでも?

実は、彼は多くの人が想像しているほど、現実離れはしていない。
本当にどう答えたらいいかを考えているのである。
そのまとまらなく聞こえる話からは、スターではなく、1人の普通の人が見える。
それは一種まれにみる誠実さなのである。

ほとんど誰でも金城武のそれぞれの側面を知っている。
女性にとっては男神、永遠の結婚対象、
ファンにとっては“あなたの映画を見て育ってきた”年をとらないスター、
昔なじみの陳昇(ボビー・チェン)の目に映るのは
“野暮ったいあんちゃん”であり“天母のおばかさん”だ。

実際は、“誠実な人”として、平然と台湾の街をバイクで走り、鼻歌を歌う。
南極大陸でペンギンとあざらしの生と死を見て静かに悟り、悲しむ。
奈良公園で1頭の子鹿に触れて子どものように喜ぶ。

誰もが、金城武には霞を食って生きているような遊離感があり、
まるで、いつもドライアイスを携帯していて、
人が多いところにぶつかると、水をかけて“仙人の気”を放つみたいだと言う。
本当は、そのいわゆる遊離感は、“
誠実な人”がフラッシュの猛攻を浴びることで生まれる落差に過ぎない。
演技するとき以外は、金城武はいつでも自分の最も真実の部分を、進んで見せている。
オンでもオフでもスターの仮面を外さない者もいるが、彼はそれを好まない。

歳月は無常、だが必ずしも悪いことではない

金城武に初めて会ったのは、ブダペストでのことだ。
久しぶりに近くで見ると、彼の顔つきは確かに変化していた。
非常にわずかだが、感じられるというような変化が。

歳月は果たして何人も逃そうとはしなかった。
それは必ずしも悪いことではないけれど。
17年前、彼は初めてこの東欧の年を訪れ「ダウンタウン・シャドー」の撮影をした。
当時、彼と共演のチャーリー・ヤン、陳小春は
“二流のヤングアイドル俳優”に過ぎなかった。
そのとき、20歳を超えたばかりで、みずみずしく青臭く、
ヨーロッパ中を駆け巡り、完成した映画は1000万元の興行成績をあげた。
ハリウッドの流れ作業方式を模した香港映画であった。
今、彼はほぼ大監督としか仕事をしない。
たとえばジョン・ウー、たとえばピーター・チャン。
新作である「太平輪」は各国の一流俳優を集めた映画である。

インタビューのとき、彼は椅子に軽くもたれ、
リラックスしていると同時にある警戒心を保っていた。
人見知り指数急上昇。
まずブダペストの話から始まった。
彼はこの町のあちこちに来ていて、たとえば道を見ると見覚えがあるが、
行ってみると以前とは少し違っている、というような。
彼は、ヨーロッパに長く滞在すると怠け者になり、
「いつも帰りたくないと思ってしまう」と笑いながら自嘲する。
この話が出たとき、あのよく知っている金城武が帰ってきた。

昔、台湾のマネジメントの一人者である葛福鴻が金城武を気に入り、
契約を結ぼうと考えて、ベストセラー作家の王碧莹に意見を求めた。

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07月06日(日)
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