ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6277933hit]

■「太平輪」製作のいきさつおさらい
「太平輪」という映画についての確かなことは、
製作発表会があるときにはっきりするのでしょうが、
一応、この映画のこれまでの経緯のおさらいになりそうな記事がありましたので、
前半をご紹介します。
(後略)以降は、前に事務所を盗撮してキャスティングを暴露したときの、
配役についての記事とほぼ同じなので省略。
ということは、前半部分も出所はどこか別の記事なのかもしれないですが……。


東洋のタイタニック£セ没を再現する

大監督ジョン・ウーは「赤壁」以後、新作を手がけていない。
版権の問題、そしてジョン・ウーの病気により、「太平輪」のスケジュールは
たびたび延期され、出演者も何度も変更になった。
先日、製作会社はついに確かな情報を伝えてきた。
「太平輪」は7月6日、北京で正式にクランクインした。
チャン・ツーイー、ソン・ヘギョ、長澤まさみ、金城武、
トン・ダーウェイ、ホアン・シャオミンの6大中日韓のスターが参加する。

出資会社の説明によると、「太平輪」は史詩大作と位置づけられ、
従って予算も3億元前後となる。
ある事情通が明かしたところによれば、製作費が大きすぎるので、
ジョン・ウーの前作「赤壁」にならい、2部作として上映されるという。

この映画にはたくさんのCGが使われる。
今回全てのCG処理を大監督ジェームズ・キャメロンが創設した会社――
デジタル・ドメインが手がける。
この会社はかつて「トランスフォーマー」シリーズや
「ハリー・ポッター」のシリーズなどの制作に参加をしている。

出資者、作品名、出演者は何度も変更

「太平輪」はジョン・ウーが初めてメガホンを執る戦争パニック物の映画である。
2008年の発表から2013年の正式撮影開始までに、出資会社が変わり、
作品タイトルと出演者も何度か替わった。
それにジョン・ウーの病気で、この「太平輪」は不運続き≠ニいうことができる。

2008年、ジョン・ウーはカンヌ映画祭で、ある特殊な時代の複数の恋人たちの
生死離別を描く「1949」を撮影すると発表した。
(タイトルは後に「太平輪」「生死恋」と改められる)
このとき発表された主演男優は台湾のチャン・チェン、主演女優はソン・ヘギョ、
アンディ・ラウも出演可能というものだった。
「赤壁下」のポストプロダクションに忙殺され、この映画の撮影開始は延期となる。
2009年3月上旬、ジョン・ウーは映画のタイトルを「太平輪」と変更。
この月の下旬に、長く準備されて来た「太平輪」が頓挫したと伝えられた。
この映画の脚本の版権を所有していた亜士影業が突然、
プロデューサー張家振(テレンス・チャン)グループとの交渉が成立せず、
これからふさわしい監督を別に捜すと声明を発表した。

転機は2011年に訪れた。
ジョン・ウーとテレンス・チャンの会社獅子山(ライオン・ロック)の
スタッフが明らかにしたところでは、
淅江のある会社がこの映画の版権を買い取り、
「太平輪」はその年の秋にクランクインが決まったというのだ。
以前のストーリーと比べて、映画の構想は大きく変わらず、
ただ、細部のみ調整されたとのことだった。

その年の夏、張涵予もまた、自分が「太平輪」でソン・ヘギョと共演、
夫婦役を演じると語った。
この映画について、彼は非常に気に入っていることを隠さず、
これまで見た中で最良の脚本だと述べ、
「期待できる」「歴史詩編のような」など美辞麗句で表現している。
この年既に、ジョン・ウーは舟山に撮影基地を建設する計画でいた。
「太平輪」というタイトルは版権に触れるので使用できず、
「生死恋」とまたしても変更された。
また、チャン・ツーイー、ソン・ヘギョと契約を済ませ、
年末にはクランクインと予想した者もいた。

ところが計画が変化についていけない≠ニいうことになろうとは。
テレンス・チャンが明らかにしたところによると、
クランクインは「2012年2月」とはっきり決まっていたのだが、
最終的に、ジョン・ウーが病気になったことで、またもや中止となったのである。

[5]続きを読む

07月16日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る