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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「武侠」香港上映は広東語版●雑誌
金城武が「武侠」で演じている四川の刑事は、
セリフを全編四川方言で通しているのがセールスポイントになっている。
だが、28日香港で公開になったときは、ほぼ全部の映画館で広東語版が上映された。
あのおかしみある四川語は突然広東語のアフレコに変わり、
作中の、耳が切られたり、死体を見せるといった血腥い場面は全てカットされて、
香港の映画ファンを嘆かせた。
台湾に行き、カットのない完全版「武侠」を見ようと
ネット上で約束し合っているファンは少なくない。

2バージョンを本人がアフレコ

金城武はこの版のために、特に自分で広東語のアフレコを行なった。
苦労を重ねて練習した四川語が広東語に変わってしまうのは残念だろうか?
マネジャーは、すべて監督の求めによるもので、結構感じはいいと話し、
「プレミアでの香港版に対する観客の反応はとても良かった。
みな金城武の奇妙な刑事の演技を見て、楽しく笑っていました」と答えた。
金城武の他、ドニー・イェン、タン・ウェイも自身で広東語のアフレコをしている。
金城武とタン・ウェイは両バージョンとも自分の声である。

王馨平、老父に付き添う

「武侠」は26日にプレミアを行い、監督のピーター・チャンがドニー・イェン、
金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォング、惠英紅の豪華な顔ぶれと共に出席した。
ジミー・ウォングの久しく公衆の前に出ていない娘、王馨平は父親の体調を心配し、
イベントの間ずっと付き添った。
ジミー・ウォングは映画では殺人鬼の長だが、プレミアではユーモラスなおじいさんで、
映画でドニー・イェンに殴られて中風になったという話を繰り返し、
またふざけてドニーの誕生祝ケーキのクリームを
タン・ウェイと惠英紅の顔につけたりもしていた。

「武侠」は先週末台湾で公開され、5日間で2000万台湾元の成績をあげ、
今年の中国語映画第1週興行成績の第1位となった。
ネットでも依然として活発にとりあげられ、
ドニー・イェンの屋根の上の追走シーンに呆然としたと褒める者あり、
金城武の捜査能力はコナンに劣らない、
コナンとの共演なら、もっと大きな事件も解決できるだろうと提案する者もある。

「甄功夫」でチャリティを

ドニー・イェン(甄子丹)が最近個人功夫写真集『甄功夫』を出版した。
北京の胡同や四合院や、少林寺、佛山などカンフーの聖地を訪れて撮影し、
大陸の南から北まで、古から今日までのクンフーを全く新しくカバーして見せている。
印税の一部はチャリティにあてられる。
The Last Action Heroといわれる彼だが、
「俳優はある程度は商品です。
ここ数年、私は天の時・地の利・人の和を得て、初めてみなさんの支持を得られるようになりました」
と謙虚に語った。
またピーター・チャンに、「武侠」で新たなステージにあげてもらったことに対し、感謝してこう言った。
「花はいつまでも赤くない。俳優でいるには観客より一歩先を行かねばならない。
もしできなければ、振るい落とされても、全く仕方のないことだ」
(中国時報 2011.7.28)


とすると、香港版の中身は大陸上映版と同じなのでしょうかね。
カットがあったのに、大陸版は台湾上映版より長いから、
DVDが出たら、両方のバージョンをチェックしてみなければ。



●雑誌  23:00

明日発売の香港の雑誌「JET」108号の表紙に金城武。
ピーター監督のインタビューも。
これは、あのときの写真ですね。

      


   BBS   ネタバレDiary  14:40
07月28日(木)
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