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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■杭州のプロモ(今日早報)●リプトン緑茶メイキング
●杭州のプロモ(今日早報) 23:50

山ほど出てくる情報、記事。
いつもより厳しく選んでも、いくつかはご紹介したいなあと思うものがありますが、
しかし、毎日新しいのが出てくるので、追いつきません。
そのうち、必ずひまな日々が始まるのだけど。
杭州のプロモ、もう1つだけ、書いておきます。


今日、新作映画「武侠」が公開になる。
先週金曜日にひっそりと杭州に到着し、西湖景観地域でゆったりと数日過ごしたので、
昨日午後、記者たちの前に姿を現した金城武は、満ち足りて、機嫌が良かった。
この作品の製作会社のスタッフの1人は、はにかみやで内向的な金城武は変わったと、
記者にそっと打ち明けた。
以前、彼は映画の宣伝への参加がきわめて少なく、「赤壁」のプロモーションのときも
2都市しか行かなかったが、今回の「武侠」では、5都市を連続で訪れ、
以前は触れることが不可能だったプライベートな話題にさえ、前ほどの拒絶はしなくなった。

自身を語る
「普段の生活では確かに変だ」

ピーター・チャンの飛行機が少し遅れたため、
昨日の記者会見は1時間近く遅れることになった。
しかし、杭州のマスコミは少しも気にしなかった。
なぜなら、記者たちの半数は金城武のファンだからだ。

ハンサムな金城武は、かつては非常に自分を閉ざしていた。
「ぼくはずっと俳優ではないです。演劇を学んだことがないし、養成所も出ていない。
俳優にはどんな条件が必要かについて、ぼくは本当に語る資格がありません。
映画を始めたばかりのときは、何もできなかった。他の人はみんなできたんです。
だからいろいろやってみた。
幸い運がよくて、たくさんの監督に出会って、助けてもらえました。
ぼくはかなり内向的な性格で、内向的な人間が俳優としてやっていくときは、
いつも適応していく過程があるんです」
ファンである記者たちに、彼はこのように答えた。

そして、いつのころからか、金城武は自分を変えたいと思い始めたのだ。
「武侠」で、彼は、ちょっと偏屈で、風変わりで、無茶苦茶、
愚直で単純な警官「徐百九」を演じた。
この映画で、自身で話す四川語によるコメディ風の演技には大変満足している。
5月に、カンヌで初めて「武侠」を見終わって、
以前は自分の出た映画を見て拍手などしたことのなかった彼が、
なんと拍手したのだった。

「ぼくはいつも監督(ピーター・チャン)に、もっと肩の力の抜けたのをやりましょう、
コメディをやりましょうと言っていました。今回はやっと順番が来ましたね」
と金城武は言った。
一部の人が彼を「変なおじさん」と呼ぶのも、彼も喜んで受け入れる。
「ぼくの普段は確かに変です。
1つのことにこだわって、偏執的になってしまうこともあります。
撮影中は、監督のたくさんのアイディアに反撃して、それを楽しんでもいました」

昨日、ピーター・チャンは、「武侠」の後、金城武と4本目の映画を撮ると語った。
金城武はすぐね、またコメディ風の役がやれるのかと期待したが、
ピーター・チャンの「時代劇で、市民劇」という一言に、がっかりした表情を見せた。

演技を語る
「ぼくは、もう少し大胆でもいいと思う」

金城武はコメディにやみつきになっただけでなく、昨日の席上では、
なんと、ドニー・イェンとのBL≠フシーンが面白かったと言い、
はては「ラスト、コーション」でのトニー・レオンとタン・ウェイのラブシーンは
まだ、激しさが足りないとまで言う。

「武侠」には、金城武とドニー・イェンが森の中で別れるシーンがある。
2人は固く抱き合い、いささか怪しい感じがある。
「ドニー・イェンと抱き合う≠ニ聞いて、とても不思議に思いました。
あの時代には、抱き合う必要はないですから。
監督は、抱き合うだけでなく、きつくだけと言い、おまけにクローズアップまで撮るんですよ。
ぼくもドニー・イェンもとても気まずかったです。
これは独臂山(duan bei dao)≠ゥって」

07月16日(土)
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