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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■杭州プロモ(浙江在線)
杭州の会見記事、もう1つ。
ピーター・チャンが武侠映画ジャンルに初挑戦した映画「武侠」は、
7月4日零時、全国で公開される。
今日の午後、ピーター・チャンは主演の1人、金城武を連れ、杭州に宣伝に訪れた。
ピーター・チャン
「武侠は自分の知らない領域だから“張り合おう”とは思わない」
「武侠」のことになると、ピーター・チャンは、自分が「全く知らないもの」だと自嘲する。
昔は、映画を撮るときは、いつも他と頑張って張りあっていたピーター・チャンだが、
今回の「武侠」ではめったにないほどリラックスしていた。
なぜかつて非常に競争を好んだ人間が、今回はかくも力が抜けているのか?
ピーター・チャンは笑う。
「あることを十分に理解していなかったら、それで他と張り合うなんてことはできませんよ。
今回は本当に何も知らないんですよ」
そして、「武侠」には、題材の選択から撮影方法に至るまで、
重々しい命題などないのだと率直に言うのである。
「以前の映画には、多かれ少なかれ、若者の疑問≠ニか中年の危機≠ニかの
決して解決できない命題があった。
そこで、ぼくは自分の心理を語る方法をを試してきたのですが、
今回は完全にそういううっくつしたものはなく、
純粋なアクション映画を撮りました。すべて趣味からスタートしています」と語る。
「『武侠』は、おそらく自分が撮った中で一番商業的な映画でしょう」
金城武
「自分が俳優と思ったことはない。幸運だったのは、優れた監督との出会い」
筋金入りの男前°熄髟垂ヘ、どこへ行っても必ず女性ファンに熱狂的に取り囲まれる。
本来非常にプロフェッショナルで冷静な女性記者たちまでも、
金城武に出会うと、ほとんどが浮足立ってしまい、
質問を始める前に必ずこう付け加えることになった。
いわく、「私は長いことあなたのファンですが……」「私は10年以上あなたのファンです……」
今日の午後の記者会見は、実際はファン・ミーティングになってしまったと
冗談を言う人もいたほどだ。
ファンが自分のスターを見るときの目の付けどころは、
もはや宣伝される映画「武侠」ではなく、スター個人になってしまった。
例えば、彼が普段どんなブランドの服を着ているかが気になるが――
金城武の答えはみんなをびっくりさせた。
「服を買うことには以前からあまり積極的ではありません。
足りなくなったら買いにいくだけです」
そしてみな、ピーター・チャンの暴露にいっそう悩ませられる。
なんと金城武は普段の服装はめちゃくちゃ≠セというのだ。
「俳優が服のことをこんなにかまわないでいられるなんて見たことがない」
ただし、彼はすぐに一言付け加えた。
「その後、わかったんです、
こんなに生まれつきかっこいいなら、どんな服を着たって同じなんだと」
そこで、会場の女性記者たちは嬉しそうな笑い声を立てた。
金城武が今日このように人気があるのは、
かっこいいだけではなく、演技も大きな要素である。
だが、演劇学校出身の俳優ではなく、自分を俳優と思ったことさえない=B
記者会見場で、彼は謙虚に、自分のしてきたことはすべて経験か得たことで、
撮影現場ではたくさんの俳優と接触すると、
いつも自分がいかにできないことが多いかがわかる、と語る。
「でもぼくは幸運でした。いい監督と出会って、演じるチャンスをもらえ、
仕事に挑戦してみることができたからです」
それなら1人の俳優として、最も重要なことは何だろう?
金城武の考えでは、生まれつきの才能と、後の運が、どちらも俳優にとっては非常に重要だ。
しかし、一番重要なのは、すなわち、俳優をよく把握し、
何をプラスできるかキャッチできる良い監督にめぐりあうことだ。
「それは写真撮影のとき、良いカメラマンがその人の一番良い角度をつかめるのと同じです。
運も縁もとても大事です」
(浙江在線 2011.7.3)
BBS ネタバレDiary 0:20
07月11日(月)
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