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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「武侠」公開日変更・続報
「武侠」大陸公開1か月前倒しは確定のようで、
以下、今日出た記事です。
しかし、やってくれますね。中華圏のスケジュールがなかなか決らないのは、
重々承知でしたが、1か月早まったら、来月ではないですか。

最近、映画「武侠」の発行元が、一連のタン・ウェイのスチールを公開した。
初めての母親役だが、我が子≠ニ夫のドニー・イェンと向かい合うタン・ウェイからは
母性愛が十分感じられる。

スケジュール変更の前例

・2010年、国慶節に公開予定であった「譲子弾飛」が正月シーズンに変更、
その結果、12月18日公開予定の「趙氏孤児」が12月4日に早め、
「大笑江湖」とかちあってしまった。

・2008年正月シーズンに、12月12日公開予定の「梅蘭芳」が12月5日に前倒ししたことから、
「葉問」と「赤壁(下)」が次々とスケジュールを変更。

昨日、「武侠」出資会社の星美集団社長、覃宏が、
8月3日公開予定であったこの作品を7月4日公開に早めると発表。
「トランスフォーマー3」とぶつかるのを避けたという説に対してはこれを否認し、
「『建党偉業』と『トランスフォーマー3』の間にはかなり空いているので、
『武侠』がその期間に公開をして3つのピークを作ることは、
観客にとっても映画館にとっても良いことだ。
決して『トランスファーマー3』』を避けたわけではない」と語った。(中略)

スケジュール変更は映画館にも観客にも利益が

現地時間5月14日早朝、ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ主演、
ピーター・チャン監督の新作映画「武侠」が、
カンヌ映画祭でワールド・プレミアを行ない、製作者の覃宏は、8月3日公開と発表した。
昨日、覃宏は、8月3日に決めたのは、韓国や東南アジアなどの国々と
歩調を合わせるためだったと語った。
「これらの地域は7月はハリウッド大作が多いので、8月の方がいい。
しかし、最終的に内地の市場こそ重要中の重要であり、
内地には7月4日が最もふさわしいと認識した。
アジアのその他の地域も次々と調整中であり、香港は内地よりも早まる可能性がある」

「武侠」のスケジュール調整について、ある業界人は、
7月21日公開の「トランスフォーマー3」と、
2週間後に公開の「ハリー・ポッター7下」を避けたのだと話しているが、
これに対し、覃宏は、
「調整は総合的判断で、1つには、『建党偉業』(6月15日公開)と
『トランスフォーマー3』の間に1カ月時間があり、
ここに1本も映画がないのは、映画館にとっても観客にとってもいいことではない。
『武侠』が調整すれば、映画館の上映スケジュールに3つのピークが来ることになるので、
観客の選択にも便利だ」と述べている。(中略)

専門家の見解

「建党〜」と「トランス〜」の間に空きがある

「武侠」の公開日前倒しについて、配給事業に従事する韓氏は、
星美のこの措置は賢明だとする。
「どのみち、市場が2本の大作を同時期に受け入れるのは難しい。
7月4日の19日前に『建党偉業』、17日後に『トランスフォーマー3』なら、ゆとりがある。
宣伝と配給をうまくやれれば、3億の興行成績をあげることに問題はないだろう」
(新京報 2011.6.2)



台湾方面の状況を調べて下さった方の話では、今のところ、スケジュール変更の動きは表面的にはなし。
別の映画会社の人も、1か月前には決らない、早すぎる、とのことです(涙)。

上の記事によれば、調整をしているらしいですし、プレミアを行なうなら、大陸と近い時期にしなければ、
出演者達のスケジュールを押さえられない。
しかも1か月後では、当然海賊版が出て、興行に大きな影響を与えますから、
近い時期への移動が妥当な推測だと思うんですがね。

7月なら、1か月前予約でもまだなんとか大丈夫でしょう。
今回も、いち早く見たい組には気のもめる事態になりました。例外ではありませんでしたね……

揚子晩報の記事

「建党偉業」と成文化されていない国産映画保護月間≠フために、

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06月02日(木)
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