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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■一応「武侠」記事●アルマーニ新画像
新しいことはないのですが、いくつかの箇所に反応して。

以前から、天映公司はショウ・ブラザーズの武侠映画の名作
「独臂刀」「五毒」「血滴子」の版権を購入し、リメイクの準備を進めていた。
天映はテディ・チャンによる「独臂刀」のリメイクに期待をかけ、
来年初めにクランクインの予定である。
一方「投名状」撮影中に、ピーター・チャンはハリウッドの会社と
もう1本撮る契約を結んでいた。
その映画も、同じくチャン・チェの名作「独臂刀」であり、
ピーター・チャンはタイトルを「武侠」と決めていた。

知るところでは、ピーター・チャンはハリウッドの出資会社に対し、
昨年プロデュースした「十月囲城」の撮影と同時に「武侠」を監督すると答えていた。
図らずも、「十月囲城」の撮影に困難が重なり、状況が刻々と変わったため
ピーター・チャンは毎日現場で見ていなければならなくなり、
そのため、「武侠」の撮影が、延び延びになったのだという。

明らかにされたところによると、「武侠」のストーリーは、
並ぶ者ない武術の遣い手「劉金喜」は、
あるよんどころない苦衷から、山中の村に長年隠遁している。
そこへ、食いついたら放さない警官「徐百九」が
劉に対し強い好奇心と疑いを抱いたことから、
大きな面倒が引き起こされてくる、というもの。

ピーター・チャンは、
「『グリーン・デスティニー』から10年近くになるが、
その後、面白い武侠映画は出ていない。だから試してみたいと思った。
脚本では、アクション、科学、医学、特殊効果を融合し、
武侠の殺傷力が一体どのくらいのものか、
武功のあるものとそうでないものが闘ったとき、どのくらい違うのかを見せたい」
と語っている。

「武侠」のクランクインはまだだが、キャスティングに大きな期待がかかっている。
ピーター・チャン側は本紙に対し、ドニー・イェンと金城武が主演であること、
それぞれ「劉金喜」とその好敵手「徐百九」であると認めた。
現在、2人は契約を既に済ませ、撮影に入る準備中とのことだ。

主演女優については、先日ある人間が
ピーター・チャンのオフィスのものと見られる写真をネットに上げた。
写真には「武侠」の主要登場人物の名前とその候補者が並んでいたのだ。
主演女優の列には、コン・リー、李小冉、タン・ウェイ、それにビッキー・チャオ、
助演女優の列には、ステファニー・スン(孫燕姿)、グイ・ルンメイ、王珞丹の顔写真があった。

これがアップされるや、大きなトラブルが発生した。
ピーター・チャンが所属する内地の会社「我們制作」の責任者、陸氏は
「その写真が撮影チームから出た」ものであることを黙認した。
「それは会社に遊びに来たある友人が撮ったものだ。
その行為に対し、我々は深く遺憾に思う。
このことで、我々のキャスティングの仕事に大きな困難が生じた」

実は、香港台湾のマスコミは早くからタン・ウェイが候補者であると報じていたが、
「我們制作」にただちに否定されていた。
「記事が出た後、我々はピーター監督と電話で話したが、彼は非常に驚いている。
その報道は明らかに彼の話したことを敷延し、加工している、
その結論は絶対に彼が言ったものではない」
その後、ピーター・チャンがコン・リーを撮影現場に訪ねたとか、
ビッキー・チャオらと会って話しているなどのニュースが次々と出てきた。
この映画の出資者の1つである星美公司の李小冉が主演者となる可能性も、かなり高い。

では一体誰がヒロインなのだろう。
陸氏はまだ決定していないと語る。
氏によれば、「武侠」では、物語はドニー・イェン、金城武、
それに「ドニー・イェンの妻」の3人に集中している。
「ヒロインが決まっていないので、
チャン監督はその役の撮影は後に延ばすことに決定している。
ちょうど、『投名状』のクランクイン前日に、
チャン監督がシュー・ジンレイをチームに加えたときのように」

聞くところでは、ピーター・チャンは目下雲南でロケハン中である。

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08月19日(木)
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