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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「MING」12月号より(上)
大陸の大判の雑誌「明日風尚 MING」12月号には、
武、トニーの表紙と取材記事が掲載されていました。
武の部分のみです。2回(多分)に分けて。



Cover Story 天下無双

多くのことが1つの線で繋がっている。
2006年の「傷城」が、1995年の「恋する惑星」を思い起こさせずにはいないように。
ネットで最も心を乱す男性≠フ投票があれば、
ベストテントニー・レオンと金城武の2人が必ず入るように。

2人の心騒がす男優は、年齢から言ってもキャリアから言っても、
別の世代に属しているようだ。
ただ、同じように沈んだ深い目を持ち、同じように端正で、あかぬけて、
変わらぬ人気を持っていることが、2人をペアにする。

映画会社から、表紙の取材の承諾をとりつけるとき、
先方は、2人の希望だからと、やるなら2人一緒にしてくれと言ってきた。

1人は33歳、1人は44歳、双子≠ニいうのは無理がある。
だが、2人別々に取材するようにさえ気をつければ、
両者とも必ず相手への高い評価を語る。
それに、映画の撮影が始まった頃、彼らは記者会見で肩を並べて絶えず談笑し、
映画のタイトルと全く隔たった、悲哀のかけらもない様子を見せていた。
芸能界の友人がどちらも同じように多くないトニー・レオンと金城武は、
双≠フ字に非常に近い。

2人の大勢のファンにとって、「傷城」は、2人の男の闘いこそメインであり、
彼らがいくつかの共通点以外でどのように違うか、
共通点と異なる点の中で、2人がどのように再び女性の心を乱してくれるのかを
見るものであるに違いない。
こう言っても、シュー・ジンレイとスー・チーの2人のヒロインは、どうか抗議しないでほしい。

金城武
子どものような殺し屋

3年前、「タイム」誌に東洋のジョニー・デップ≠ニ賞賛され、
3年後、「ニューズウィーク」誌に次世代の国際スターと予言される。

33歳になったばかりの男が、世界中から争って褒められ続ける。

ジョニー・トーは「タイム」の取材にこたえ、
「ターンレフト、ターンライト」の主演男優を謎のある俳優≠ニ形容したことがある。
監督のこの評は、演技の才能という面からのものだったのかもしれないが、
観客とファンから見ると、金城武の謎は、その人としての存在感により強烈に表れている。

現在、彼が出席する活動は多くないし、
彼のホームページはずっと前、突然クローズしてしまい、
熱心に彼を追っていたファンはあわてふためいた。
巨星は遙か彼方に去り、星を見たければ、望遠鏡を使って見上げるしかないのだ。
話を聞きたければ、まずマネジャーを通じて取材の要点のチェックを受けたあと、
結局は慌しいコミュニケーションとなり、その声は微かなものになる。

流暢だがどこかおかしい広東語をあやつって香港に進出してきたころの、
10代の少年が懐かしい。
あのころの彼は、記者に何でも話した。
あるときなど、「アラブに行って、大勢の奥さんを連れて帰りたい」と
あけっぴろげに言ったこともあるし、
また、インタビューのとき、小さなミツバチを救い出す芸(?)を見せたこともある。

幸いにも、今回会う機会を得ることができ、
幸いにも当時の、無口で、二言三言話してくれただけで聞き手は大喜びだった金城武は、
少しも変わっていなかった。

いい俳優ではありません

もっと幸いなことには、この微弱な周波数でも、金城武の言葉のかけらから、
赤子の心をキャッチできたことだ。
8年前、日本の「キネマ旬報」が、「背が高く、胸の肉厚が太く、
大きくて切れ長な目が一目見るだけで、人はやられてしまう」
と形容した中日ハーフの美男子の、
頭と口の子どもっぽい可愛らしさの威力もまた軽視できない。

「夏に冬の芝居をするって、どんな感じ?」
「傷城」撮影中に、金城武は映画会社のメイキング特集のスタッフにインタビューを受け、
そう聞かれると、毎日アルマーニの、かっこいいが季節に合わない
革ジャケットを着て演技をしていた彼は、このときとばかり、

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01月13日(土)
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